組織学的には胃粘膜の慢性炎症と胃腺の萎縮(いしゅく)を主要所見とするものをいいます。その萎縮性変化が以前は加齢による退行現象と考えられてきましたが、あのピロリ菌が関与していることがわかってきました。......
何らかの原因によって胃の粘膜に炎症が起こり、粘膜の浮腫(ふしゅ)、発赤、びらんの形成が短時間に引き起こされた状態をいいます。男性に多くみられます(約2.5倍)。その原因により外因性急性胃炎と内因性急......
成因論的には、胃潰瘍と同じと考えられ、胃潰瘍と一括し消化性潰瘍と総称されています。酸、ペプシン(タンパク質を分解する酵素)により十二指腸壁に欠損を生じる病態ですが、胃潰瘍に比べ酸分泌が亢進(こうしん......
十二指腸潰瘍とともに消化性潰瘍といわれ、酸、ペプシン(タンパク質を分解する酵素)により消化管(胃や十二指腸)の壁の欠損を生じる病態です。食べ物を消化する胃液(攻撃因子と呼ぶ)とその胃液から胃を守る作......
肝臓から分泌された胆汁(たんじゅう)は、胆管と呼ばれる管を通って腸へ運ばれます。胆嚢(たんのう)は、この途中に付属している袋状の臓器で、胆汁を一時的に溜めて濃縮しておき、口から食べた食物が十二指腸へ......
膀胱炎は、大腸菌などの腸内細菌が尿道をさかのぼって膀胱で増殖して起こる病気です。腸内細菌は、大腸・直腸にすんでいる菌ですので、肛門やその周囲には必ずいます。女性の場合は、肛門からまず腟に細菌がすみつ......
多くの消化器疾患に心理的要因が関与していることが知られていましたが、器質的異常(目に見えるような異常)がなくても、機能性の異常によって症状が出現する消化管機能異常症は、臨床上も頻度が高く、その診断基......
下痢をしたかと思うと便秘になったり(下痢便秘交替)、便秘することはまずなく、下痢が長期に続いたり、すぐ下痢を起こす(持続下痢)、いつも便秘がちで、コロコロしたウサギの糞のような便が出てよく腹が痛む(......
ひと言でいうと、「月経が子宮の中以外で起こる」ことです。子宮内膜症がいかなる病気かを理解するためには、「月経(生理)」とはどのようなものかを知る必要があります。なぜ生理痛があるのか、また月経はなぜ5......
性行為によりうつされる(sexually transmitted)疾患を「性感染症」(sexually transmitted disease:STD)と呼びます。極論すれば、セックスによりかぜがう......
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