水晶体は瞳の後方に位置する器官で、直径約9mm、厚さ約4mmの透明な凸(とつ)レンズの形をしています。外界からの光を網膜に焦点が合うよう集光させること(屈折)、膨らんで近くに焦点を合わせること(調節......
緑内障とは、眼圧が高いために視神経が障害されて萎縮するために、それに対応した視野が損われ、視力も低下していく病気です。いったん萎縮を起こした視神経は回復しないので、緑内障を放置すると失明に至る上、治......
糖尿病性網膜症は、糖尿病の三大合併症(他は腎症と神経障害)の1つで、発症頻度が高いにもかかわらず自覚症状のないままに進行して、失明に至ることもある重大な病気です。日本では、成人の失明原因の第1位が糖......
1)結節性紅斑<br> 結節性紅斑とは、皮下脂肪に炎症が起こって皮膚に赤いしこりができる病気です。ただし、多形滲出(しんしゅつ)性紅斑と同じように、いろいろな原因によって生じる1つの症状名と考えていた......
脳腫瘍は、頭蓋内(頭蓋骨の内側)に発生するすべての新生物(できもの)を総称したものです。すなわち、脳の実質のみならず脳を包む膜(髄膜〈ずいまく〉)や脳に出入りする神経など様々な部分に発生する腫瘍をす......
中枢神経系の髄鞘(ずいしょう)とそれを作る乏突起膠(ぼうとっきこう)細胞が選択的に障害される病気を脱髄性疾患と呼びますが、多発性硬化症(MS)は脱髄性疾患の中で代表的な存在です。脳、脊髄、視神経など......
ベーチェットという人の名前に由来するこの疾患は、消化管(口腔内が最多)と外陰部の潰瘍、皮膚症状、眼症状、関節炎や血管炎などの症状を示す慢性再発性炎症性疾患です。発症には人種差・民族差が大きく、トルコ......
全身の多くの臓器にマクロファージ、T細胞、類上皮細胞などの細胞からなる塊(類上皮細胞肉芽腫〈にくげしゅ〉)ができ、臓器の機能障害が起こる病気です。肉芽腫は、結核などでもみられますが、結核では乾酪壊死......
サルコイドーシスは、多くの臓器に類上皮細胞肉芽腫という特徴的な肉芽腫(にくげしゅ)が認められる全身性疾患です。本当の原因は今のところ不明です。肉芽腫が生じる部位は、肺門リンパ節、肺、眼、皮膚、リンパ......
転移性脳腫瘍は、不幸にして体の他の部位のガンが、その治療後あるいは治療前、治療中に脳内に転移してきたものです。もともとのガンの部位としては、肺ガン(50.0%)、乳ガン(11.5%)、消化器ガン(1......
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