タミフルカプセル75[治療用]

タミフルカプセル75[治療用]
製薬会社
中外製薬株式会社
主成分
オセルタミビルリン酸塩
剤形
淡黄色/明るい灰色のカプセル剤、長径約17.8mm
シート記載
タミフル75mg
改定
2016年04月

タミフルカプセル75[治療用]に関するQ&A

作用・効能

  • インフルエンザウイルスに感染した細胞からウイルスが遊離するのを阻害することによりウイルスの増殖を抑えます。
    通常、A型またはB型インフルエンザウイルス感染症の治療に用いられます。
抗ウイルス剤に分類されるお薬

副作用

主な副作用として、腹痛、下痢、嘔気、嘔吐、低体温、発疹、ショック、アナフィラキシー、劇症肝炎、肝機能障害、黄疸、皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死融解症、急性腎不全、精神・神経症状(意識障害、異常行動、譫妄、幻覚、妄想、痙攣等)、出血性大腸炎、虚血性大腸炎などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

  • 冷や汗、めまい、しゃがれ声、眼と口唇のまわりのはれ、じんましん、判断力の低下、血の気が引く、動悸、息切れ、息苦しい、からだがだるい、考えがまとまらない、ほてり、意識がうすれる、ふらつき
    [ショック、アナフィラキシー]
  • 発熱、悪寒、咳やたんが出る、息切れ
    [肺炎]
  • 発熱、意識がなくなる、意識の低下、考えがまとまらない、判断力の低下、頭痛、羽ばたくような手のふるえ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が黄色い、からだがだるい、かゆみ、食欲不振、吐き気、嘔吐
    [劇症肝炎、肝機能障害、黄疸]
  • からだがだるい、発熱、まぶたや目の充血、結膜のただれ、唇や口内のただれ、食欲不振、赤い発疹、中央にむくみをともなった赤い斑点、全身の赤い斑点と破れやすい水ぶくれ(水疱)、陰部の痛み、関節の痛み
    [皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)]
  • 尿量が減る、尿がでない、意識の低下、疲れやすい、頭痛、からだがだるい、息苦しい、からだのむくみ、眼がはれぼったい
    [急性腎不全]
  • 発熱、のどの痛み
    [白血球減少]
  • 鼻血、歯ぐきの出血、出血が止まりにくい、あおあざができる、皮下出血
    [血小板減少]
  • 意識の低下、考えがまとまらない、判断力の低下、普段と違うとっぴな行動をとる、異常行動、実際にはない物が見えたり聞こえたりするように感じる、根拠のない思い込み、非現実的なことを強く確信する、けいれん
    [精神・神経症状(意識障害、異常行動、譫妄、幻覚、妄想、痙攣等)]
  • 発熱、吐き気、嘔吐、むかむかする、急激な腹痛、下痢、激しい腹痛、下痢、血が混ざった便
    [出血性大腸炎、虚血性大腸炎]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

副作用の似たお薬

使用上の注意 (事前に医師・薬剤師に伝えるべきこと)

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。腎機能障害、インフルエンザの症状があらわれてから48時間以上経過している。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
使用上の注意の似たお薬

用法・用量

  • 通常、成人および体重37.5kg以上の小児は1回1カプセル(オセルタミビルとして75mg)を1日2回、5日間服用します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 10歳以上の未成年の患者さんでは、合併症、既往歴などからハイリスク患者と判断される場合を除いては、原則としてこの薬を服用することはできません。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。インフルエンザウイルス感染症でも、発熱、鼻汁、喉の痛み、筋肉痛、頭痛、咳、食欲減退、だるい、さむけがする、下痢といった症状が起こり、副作用との鑑別が難しい場合があります。
用法・用量の似たお薬

生活上の注意

  • 10歳以上の未成年の患者さんにおいては、関連は不明であるものの、この薬の使用後に異常行動を発現し、転落などの事故に至った例が報告されています。小児・未成年の患者さんについては、万が一の事故を防止するために以下の点に注意してください。
    −この薬による治療が開始された後は、異常行動があらわれるおそれがあります。
    −自宅において療養を行う場合、少なくとも2日間、保護者の方は小児・未成年の患者さんが一人にならないよう、ご配慮ください。
    −インフルエンザ脳症などによっても、同じ様な症状があらわれるとの報告がありますので、同様にご注意ください。
生活上の注意の似たお薬

保存方法・その他

  • 直射日光と湿気を避けて、子どもの手の届かないところに室温(1〜30℃)で保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。

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