タクロリムス錠1mg「あゆみ」[自己免疫疾患用剤]

タクロリムス錠1mg「あゆみ」[自己免疫疾患用剤]
製薬会社
あゆみ製薬株式会社
主成分
タクロリムス水和物
剤形
白色の錠剤、直径6.1mm
シート記載
(表) タクロリムス、1mg、AY1、(裏)タクロリムス「あゆみ」、1mg、AY1
改定
2017年04月

タクロリムス錠1mg「あゆみ」[自己免疫疾患用剤]に関するQ&A

作用・効能

  • 免疫に関与するT細胞に作用し、炎症に関わるサイトカインの産生を抑えることにより炎症を抑え、重症筋無力症の筋力低下、関節リウマチの関節の腫れ・痛み・こわばり、ループス腎炎の尿蛋白などの腎症状、難治性の潰瘍性大腸炎の各種症状を改善します。関節リウマチの場合、効果が得られるまでに4〜8週間かかる場合があります。
    通常、重症筋無力症、関節リウマチ、ループス腎炎、潰瘍性大腸炎の治療に用いられます。
他に分類されないその他の代謝性医薬品に分類されるお薬

副作用

主な副作用として、腹痛、下痢、血圧上昇、振戦(手足の震え)、ほてり、感覚異常、吐き気などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

  • 尿量が減る、全身のむくみ、のどの渇き
    [急性腎不全、ネフローゼ症候群]
  • 動悸、全身のむくみ、胸痛
    [心不全、不整脈、心筋梗塞、狭心症、心膜液貯留、心筋障害]
  • けいれん、意識障害、言語障害
    [可逆性後白質脳症症候群、高血圧性脳症などの中枢神経系障害]
  • 出血傾向、疲れやすい、むくみ
    [血栓性微小血管障害]
  • 発熱、紅斑、水疱・びらん
    [皮膚粘膜眼症候群]
  • 呼吸困難、息苦しい
    [呼吸困難]
  • 発熱、から咳がでる、呼吸困難
    [間質性肺炎(関節リウマチに使用時)]
  • 発熱、全身倦怠感、かぜのような症状
    [感染症]
  • 激しい上腹部痛、発熱、吐き気
    [膵炎]
  • 口渇、多飲・多尿、疲れやすい
    [糖尿病、高血糖]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

副作用の似たお薬

使用上の注意 (事前に医師・薬剤師に伝えるべきこと)

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。関節リウマチに間質性肺炎を合併している。肝障害、腎障害、感染症がある。発熱・咳・息苦しさがある。
  • 妊娠または授乳中、妊娠している可能性がある。
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
使用上の注意の似たお薬

用法・用量

  • 重症筋無力症、ループス腎炎:通常、成人は1回3錠(タクロリムスとして3mg)を1日1回(夕食後)服用します。
    関節リウマチ:通常、成人は1回3錠(タクロリムスとして3mg)を1日1回(夕食後)服用します。高齢者はタクロリムスとして1.5mgを1日1回(夕食後)服用することから開始されますが、症状により1日1回3錠(3mg)まで増量されることがあります。
    潰瘍性大腸炎:通常、成人は初期にはタクロリムスとして1回0.025mg/kgを1日2回(朝食後および夕食後)服用します。服用開始以降は血中濃度に応じて服用量が調節されますが、1日最高服用量は0.3mg/kgまでとされています。本剤は1錠中にタクロリムスとして1mgを含有しています。
    いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 高齢者の場合、特に医師の指示を守って使用してください。
  • 飲み忘れた場合は、
    (重症筋無力症・ループス腎炎・関節リウマチ)忘れた分は飲まずに飛ばし、次の決められた時間に次の薬を飲んでください。
    (潰瘍性大腸炎)気がついたとき、すぐに1回分を飲んでください。ただし、次に飲む時間は5時間以上間隔をあけてください。
    いずれの場合も絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は、すぐに医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを中止したり、量を変更したりしないでください。
用法・用量の似たお薬

生活上の注意

  • 感染しやすくなりますので、手洗いやうがいを行い、規則正しい生活を心がけてください。
  • グレープフルーツ(ジュース)や一部のかんきつ類(ブンタン、ハッサクなど)は、この薬の作用を強めることがありますので、これらを一緒に飲食することは避けてください。
  • セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品は、この薬の作用を弱めることがありますので、これらを一緒に飲むことは避けてください。
生活上の注意の似たお薬

保存方法・その他

  • 予防接種は、医師の許可なしに受けないでください。
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。

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