これらの薬を飲むと下痢などの消化器症状、味覚異常または発疹を起こすことがあります。症状に応じて次のようにしてください。
1)軟便、軽い下痢などの消化器症状や味覚異常が起きた場合
自分の判断で薬の飲む量や回数を減らしたりせずに、残りの薬を最後まで(7日間)飲み続けてください。
ただし、症状がひどくなった場合は、担当の医師または薬剤師に相談してください。
2)発熱や腹痛を伴う下痢、下痢に粘液や血液が混ざっている場合、または発疹の場合
直ちに薬を飲むことを中止し、担当の医師または薬剤師に連絡してください。
上記以外の主な副作用としては、口内炎、腹部不快感、腹部膨満感、かゆみ、便秘、浮腫、発熱、吐き気、食欲不振、嘔吐、胃部不快感、腹痛、幻覚、失見当識(時間、場所、名前がわからない)、意識障害、せん妄、そう病、ふるえ、しびれ、耳鳴、聴力低下、嗅覚異常、口腔内びらん、歯牙変色、筋肉痛、カンジダ症、動悸、低血糖などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
- 気分が悪い、発汗、息苦しい、発疹、顔面のむくみ、痙攣
[ショック、アナフィラキシー]
- 体がだるい、発熱、息切れ、鼻血・皮下出血、赤褐色の尿
[血小板減少、汎血球減少、溶血性貧血、白血球減少、無顆粒球症、顆粒球減少]
- 皮膚や白目が黄色くなる、体がだるい、食欲不振
[肝機能障害、黄疸、肝不全、劇症肝炎]
- 発熱、頭痛、関節痛、皮膚・眼・口内に発疹ができる・赤くなる、皮膚の緊張感・灼熱感・疼痛
[中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、急性汎発性発疹性膿疱症、多型紅斑、紅皮症]
- 発熱、から咳、息苦しい
[PIE症候群、間質性肺炎、好酸球性肺炎]
- 尿量が減る、顔や手足がむくむ、発熱
[急性腎障害、尿細管間質性腎炎]
- 腹痛、頻回の下痢、血便
[偽膜性大腸炎、出血性大腸炎]
- 胸痛、動悸、胸部の不快感
[QT延長、心室頻脈(Torsades de pointesを含む)、心室細動]
- 項部硬直、発熱、頭痛、吐き気・嘔吐
[無菌性髄膜炎]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
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