リセドロン酸Na錠17.5mg「F」

• 破骨細胞による骨吸収を抑えて、異常な骨代謝の亢進を抑制します。骨の肥厚や変形を起こす骨ページェット病の症状と進行を抑えます。
  通常、1日1錠8週間連日服用の用法で、骨ページェット病の治療に用いられます。

他に分類されないその他の代謝性医薬品に分類されるお薬

• モニラック原末
• ラクツロース・シロップ60％「コーワ」
• モニラック・シロップ65％
• ピアーレシロップ65％

主な副作用として、下痢、胃不快感、便秘、上腹部痛、浮腫（顔・四肢）などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[　]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

• 胸痛や腹痛、飲食物が飲み込みづらい、黒色便
  [上部消化管障害]

• 吐き気や嘔吐、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる
  [肝機能障害、黄疸]

• 歯・歯茎・顎の疼痛、歯茎の腫脹・排膿、歯の動揺
  [顎骨壊死、顎骨骨髄炎]

• 耳の痛み、耳だれ、耳のつまる感じ
  [外耳道骨壊死]

• 太ももや太ももの付け根の痛み
  [大腿骨転子下および近位大腿骨骨幹部の非定型骨折]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

副作用の似たお薬

• アクトネル錠17.5mg
• ミノドロン酸錠50mg「サワイ」
• アレンドロン酸錠5mg「JG」
• ボンビバ錠100mg「中外製薬」
• フォサマック錠5

• 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。食道通過障害がある、低カルシウム血症、服用時に30分以上上体を起こしていることや立っていることができない、腎障害、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、食道炎がある。

• 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中

• 他に薬などを使っている（お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください）。

使用上の注意の似たお薬

• ボンビバ錠100mg「中外製薬」
• アスパラカリウム散50％
• アレンドロン酸錠5mg「サワイ」
• 塩化カリウム「フソー」
• ミノドロン酸錠50mg「サワイ」

• 通常、成人は1回1錠（リセドロン酸ナトリウムとして17.5mg）を1日1回、朝起きた時に（食事の前に）コップ1杯の水（約180mL）と一緒に服用します。飲んでから30分間は横にならず、水以外の飲み物や食べ物、他の薬をとらないでください。必ず指示された服用方法に従ってください。
• 水以外の飲み物（カルシウム、マグネシウムなどの含量の特に高いミネラルウォーター、お茶、コーヒー、ジュース、牛乳など）で飲まないでください。
• 就寝時または起床前には飲まないでください。
• 口やのどを刺激する可能性があるので、口の中で薬を噛んだり、なめたりせずに飲んでください。

• 飲み忘れた場合は、その日にまだ食べ物、水以外の飲み物、他の薬をとっていない場合、気がついた時に1回分を飲んでください（飲み方はいつもと一緒です）。すでに何かを食べたり、飲んだりしていた場合は、その日は飲まずに次の日の朝に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。

• 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。

• 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。再治療を受ける場合は、医師の指示により、少なくとも2ヵ月間の休薬後に飲み始めます。

用法・用量の似たお薬

• アレンドロン酸錠5mg「ファイザー」
• ボナロン錠5mg
• ミノドロン酸錠1mg「武田テバ」

• この薬の服用中は口腔内を清潔に保ってください。
• 抜歯やインプラントなどの歯科治療を受ける場合には、この薬を服用していることを歯科医師または口腔外科医師にお伝えください。

生活上の注意の似たお薬

• アレンドロン酸錠35mg「日医工」
• ミノドロン酸錠1mg「日医工」
• ベネット錠2.5mg
• ボナロン錠35mg
• ダイドロネル錠200

• 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
• 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。