ゼローダ錠300

ゼローダ錠300
製薬会社
中外製薬株式会社
主成分
カペシタビン
剤形
白色の錠剤、長径約13.4mm、短径約7.1mm、厚さ約4.8mm
シート記載
NR450 ゼローダ300
改定
2016年09月

ゼローダ錠300に関するQ&A

作用・効能

  • 悪性腫瘍に多く存在する酵素で代謝されることにより、悪性腫瘍に効率よく働いて増殖を抑えます。
    通常、手術不能または再発乳癌、結腸・直腸癌、胃癌の治療に用いられます。
代謝拮抗剤に分類されるお薬

副作用

主な副作用として、手足症候群、悪心・嘔吐、食欲不振、下痢、口内炎、神経毒性(末梢性感覚ニューロパシー、末梢性運動ニューロパシー等)、疲労、注射部位反応などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

  • からだがだるい、のどが渇く、深く大きい呼吸、手指のふるえ、尿量が減る、意識がうすれる、考えがまとまらない、判断力の低下
    [脱水症状]
  • 手のひらや足の裏の感覚が鈍くなったり過敏になる、赤くはれ上がる、痛み、皮がむける、水ぶくれ、ただれ
    [手足症候群(Hand-foot syndrome)]
  • からだがだるい、全身のむくみ、冷や汗、めまい、横になるより座っている時に呼吸が楽になる、息苦しい、息切れ、胸がドキドキする、動く時の動悸、胸の痛み、狭心痛、胸がしめつけられる感じ、胸が押しつぶされるような感じ、胸を強く押さえつけた感じ、急激に胸を強く押さえつけられた感じ、気を失う
    [心障害]
  • からだがだるい、白目や皮膚が黄色くなる、かゆみ、尿の色が濃くなる・褐色になる、食欲不振、吐き気、嘔吐
    [肝障害、黄疸]
  • 頭痛、顔のむくみ、眼がはれぼったい、尿量が減る
    [腎障害]
  • からだがだるい、発熱、鼻血、歯ぐきの出血、息切れ、あおあざができる、出血が止まりにくい、出血しやすい
    [骨髄抑制]
  • 口の中が荒れて痛い
    [口内炎]
  • から咳、息苦しい、息切れ、発熱
    [間質性肺炎]
  • 激しい腹痛、下痢、血が混ざった便、発熱、むかむかする、吐き気、嘔吐、腹がはる
    [重篤な腸炎(出血性腸炎、虚血性腸炎、壊死性腸炎等)]
  • 物忘れ、ふらつき、ぼんやりする、覚えられない、しゃべりにくい、意識がなくなる、けいれん
    [重篤な精神神経系障害(白質脳症等)]
  • 手足のまひやしびれ、しゃべりにくい、胸の痛み、呼吸困難、片方の足の急激な痛みや腫れ、背中の痛み
    [血栓塞栓症]
  • からだがだるい、食欲不振、発熱、高熱、中央にむくみを伴った赤い斑点、赤い発疹、まぶたや眼の充血、結膜のただれ、ひどい口内炎、唇や口内のただれ、陰部の痛み
    [皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

副作用の似たお薬

使用上の注意 (事前に医師・薬剤師に伝えるべきこと)

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤を使用中止後7日以内、腎障害、肝障害、骨髄抑制、消化管潰瘍または消化管出血がある、以前に冠動脈疾患にかかったことがある。
  • 妊娠中または妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
使用上の注意の似たお薬

用法・用量

  • 手術不能または再発乳癌の場合:以下のA法またはB法で服用します。
    −A法:通常、体表面積にあわせて1回3〜5錠(主成分として900〜1,500mg)を朝食後と夕食後30分以内に1日2回服用します。「21日間連続で服用し、その後7日間休む」を1コースとして繰り返します。必ず指示された服用方法に従ってください。
    −B法:通常、体表面積にあわせて1回5〜8錠(1,500〜2,400mg)を朝食後と夕食後30分以内に1日2回服用しますが、症状により適宜減量されます。「14日間連続で服用し、その後7日間休む」を1コースとして繰り返します。必ず指示された服用方法に従ってください。
    結腸・直腸癌における補助化学療法の場合
    :通常、体表面積にあわせて1回5〜8錠(1,500〜2,400mg)を朝食後と夕食後30分以内に1日2回服用しますが、状態により適宜減量されます。「14日間連続で服用し、その後7日間休む」を1コースとして繰り返します。必ず指示された服用方法に従ってください。
    治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌の場合
    :他の抗悪性性腫瘍剤と併用されます。通常、体表面積にあわせて1回4〜7錠(1,200〜2,100mg)を朝食後と夕食後30分以内に1日2回服用しますが、状態により適宜減量されます。「14日間連続で服用し、その後7日間休む」を1コースとして繰り返します。必ず指示された服用方法に従ってください。
    直腸癌における補助化学療法で放射線照射と併用する場合:通常、体表面積にあわせて1回3〜5錠(900〜1,500mg)を朝食後と夕食後30分以内に1日2回服用しますが、状態により適宜減量されます。「5日間連続で服用し、その後2日間休む」を繰り返します。必ず指示された服用方法に従ってください。
    胃癌の場合:白金製剤と併用されます。通常、体表面積にあわせて1回4〜7錠(1,200〜2,100mg)を朝食後と夕食後30分以内に1日2回服用しますが、状態により適宜減量されます。「14日間連続で服用し、その後7日間休む」を1コースとして繰り返します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、飲み忘れた分はとばして、次の決められた時間に次の薬を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。重度の嘔気、嘔吐、下痢、粘膜炎、消化管刺激・出血、骨髄抑制などがあらわれることがあります。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
用法・用量の似たお薬

生活上の注意

  • この薬により、体の抵抗力が弱まり、かぜなどの感染症にかかりやすくなることがあります。人ごみを避けたり、外出後は手洗いやうがいなどをしたり、感染症にかからないように気をつけてください。
  • 授乳を避けてください。
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保存方法・その他

  • 直射日光と湿気を避けて、子どもの手の届かないところに室温(1〜30℃)で保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。

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