ヒューマログ注ミリオペン

• 細胞内への糖の取り込み、肝臓での糖新生の抑制、および肝臓、筋肉におけるグリコーゲン合成の促進作用などにより血糖値を下げます。
  通常、インスリン療法が適応となる糖尿病の治療に用いられます。

その他のホルモン剤（抗ホルモン剤を含む）に分類されるお薬

• ヒューマリンN注100単位／mL
• ノボリンR注100単位／mL
• ヒューマリンR注100単位／mL
• ヒューマリン3／7注100単位／mL
• ヒューマリンR注カート

主な副作用として、低血糖、注射部位の局所反応（腫れ、かゆみ、痛み、発赤）などが報告されています。異常が認められたら中止する副作用として、アナフィラキシーショック、血管神経性浮腫などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[　]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

• 高度な空腹感、脱力感、振戦（手足の震え）
  [低血糖]

• 呼吸困難、発汗、全身の発疹
  [アナフィラキシーショック]

• まぶた・口唇の腫れ、呼吸困難
  [血管神経性浮腫]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

副作用の似たお薬

• ヒューマログミックス25注カート
• ノボラピッド注ペンフィル
• インスリングラルギンBS注ミリオペン「リリー」
• ヒューマリンR注100単位／mL

• 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。低血糖の症状がある。

• 妊娠または授乳中

• 他に薬などを使っている（お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください）。

使用上の注意の似たお薬

• ヒューマログミックス25注カート
• イノレット30R注
• インスリングラルギンBS注ミリオペン「リリー」
• トレシーバ注フレックスタッチ
• ノボラピッド70ミックス注フレックスペン

• 通常、成人は1回主成分として2〜20単位を毎食直前に皮下注射しますが、ときに注射回数を増やしたり、持続型インスリン製剤を併用したりすることがあります。症状および検査所見に応じて適宜増減されますが、持続型インスリン製剤を含めた維持量は通常1日4〜100単位です。必ず指示された方法に従ってください。
• 必ず食直前（15分以内）に皮下注射してください。
• お腹、太もも、上腕、お尻などに皮下注射しますが、注射部位により吸収速度が異なるので部位を決め、その中で注射場所を毎回変えてください。前回の注射場所より2〜3cm離して注射してください。
• 1本の製剤を他の人と共用しないでください。

• 注射を忘れた場合は担当の医師に相談してください。絶対に2回分を一度に注射してはいけません。

• 誤って多く注射した場合は、医師または薬剤師に相談してください。

• 医師の指示なしに、自分の判断で注射を止めないでください。

用法・用量の似たお薬

• ヒューマリンR注カート
• ヒューマログミックス25注カート

• 危険な低血糖を起こすことがあります。予防と処置法に十分注意してください。特に、高所作業や自動車の運転など危険を伴う作業に従事しているときに低血糖症を起こすと事故につながりますので、注意してください。この注意は必ず家族やまわりの方にも知らせておいてください。

生活上の注意の似たお薬

• ボグリボースOD錠0.3mg「マイラン」「マイラン製薬」
• ヒューマログミックス25注カート
• インスリングラルギンBS注ミリオペン「リリー」
• ヒューマリンR注100単位／mL
• グルカゴンGノボ注射用1mg

• 乳幼児、小児の手の届かないところで保管してください。使用開始前は、凍結を避け、2〜8℃（冷蔵庫など）で遮光して保管してください。使用開始後は、冷蔵庫に保管せず、直射日光、高温、熱源を避けて保管し、28日以内に使用してください。
• 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。