80歳の父のことです。
昨年4月の運転免許更新時の認知機能検査で「認知症のおそれあり」の48点、半年ごとに診断書提出要となり、同年10月に病院で受けた認知機能検査では「認知機能の低下は認めるが認知症ではない」との診断で免許継続。
今年4月にも診断書提出要請があり、この1年で何度も同じことを言う、忘れ物をする、数分前の記憶すらすっぽりと抜け落ちてしまうなどの明らかな記憶力低下がみられたため、家族で相談し総合病院で認知症検査を受けることにしました。(検査前に運転免許は自主返納させました。)
認知機能検査(長谷川式?)では21点(30点中)。
MRI検査とRI(脳血流シンチグラフィー)検査を受け、「アルツハイマー型認知症」と診断されました。
しかし主治医からは、「脳の萎縮もそこまでひどくなく、80歳という年齢を考えると病的というよりは加齢による認知機能低下だから、この状態の人に認知症の薬を与えても明らかな症状改善は見込めない。糖尿病と高血圧もあるのでこれ以上薬を増やすのも良いとは思えないし、年齢的に仕方のないものだと本人も家族も受け入れて、うまくやっていくしかない。」との説明があり、薬は処方されず終わってしまいました。
母や私としては、軽度のうちに認知症の薬を飲めば、治すことはできなくても進行を遅らせることはできるという認識で、病院に行けば治療が開始されると思いこんでいただけに、「治療必要なし」で終わってしまったことにやや納得がいかず、不安が残っています。
父は記憶障害はかなりあるものの、その他の日常生活はある程度自立しており、周辺症状も今のところありません。主治医の言うように、このまま治療をせずに見守るしかないのでしょうか。また今後どのようになったら再度病院にかかるべきでしょうか。
アドバイスいただけたら嬉しいです。