20代前半の知的障害の息子の皮膚むしり症についての相談です。
むしる部位は両手両足の爪及び爪周辺の皮膚を歯で引きちぎったり爪で引っ掛けて剝がし酷くなると血が滲んできます。
原因は不安やストレスによるものと思われ治療法を調べると心療内科での治療が殆どです。
ただ普通の成人ではなく知的障害者で、精神年齢は小学生低学年レベル。コミュニケーション能力も低い事から、本当に原因が「不安やストレス」なのか特定するのも難しいと思われます。
なので現状は物理的対策が主となっています。
皮膚科にも行きましたが治療薬が処方されただけでした。
あとは如何にして、皮膚・爪をむしるのが体に悪いのかを理解させ、”むしりたい衝動”を抑制させるかなのですが
・指が壊疽した画像を見せて恐怖心を煽る
・出来るだけ手袋(綿)を付けさせる
・長風呂を止めさせる(指がふやけるとむしりやすくなるので)
・物欲で釣る(段階的に治り具合の目標を立て達成したらご褒美を与える)
・片手だけの治療に特化する(もう片方は好きにさせる)
と色々試しましたが上手くいきません。
恐怖心や好奇心も長期間は維持できない。(3日目くらいには忘れている)
思い出させても3日で忘れる•••の繰り返し。
手袋も付けるのもよく忘れる。
もしくはどこかに置き忘れる。
夫婦で気付いた時に手袋のつけ忘れや風呂の時間、指のチェック等を行っていますが頻繁にすると癇癪を起しますし、タイミングを見計らってる内に忘れてしまう事も多々あります。
また、平日は施設に通っておりその間は職員の方に気にかけて貰うようにお願いしていますが他の障害者の方もいらっしゃるので難しい状況です。
親の取り組みが甘いと言われれば言葉もありませんが、もし同じような状況で皮膚むしり症が治ったという事例や治療法がありましたら教えて頂きたいと思います。