分枝型IPMNの有病率は4%程度ですが、膵癌化率をかけると極端に多くの膵臓癌患者が発生してしまいます
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50代/男性 -
MRI機器の精度向上に伴って、偶発的に分枝型IPMNを検出することが多く、その有病率は4%程度にもなると聞きます。これに諸文献の膵臓癌化率をかけると、人口当たりの膵癌率(実績値)をゆうに超過(一桁オーダーが違う)してしまいます。
諸文献にある分枝型IPMNの膵癌化率は、ハイリスクグループも含めたデータを一律に処理しているため、過大な推計値になっているのではないでしょうか。