Q

息子の薬物依存について

息子は現在21歳。大学3年で休学中です。
親元を離れて大学に進学した時点で酒を覚え、
その後シンナーを覚え、体調不良を起こして休学し
帰省して、現在精神科にて週1回通院治療中です。
その後処方薬のODを3回程起こし、入院し
退院後は鬱々と過ごしていたのですが
先日、インターネットで薬物を購入してしまいました。
母親の私が気づいて、使用する前に発覚し
父親も交えてよく話し合い、結局廃棄処分しました。

その件を精神科医に話すと
「購入したのだから、重度の薬物依存です。
底着き体験をしないと完治しません。」と言われ
親子共、ショックを受けてしまいました。
底着きとは、つまり薬物を本人に任せて
やるならやらせて、辛さを体験し、改心しなければ
完治とは言えないと言う事なのでしょうが、
そんな事をしたら、すでにシンナーで前頭葉が
少し萎縮している息子に、更に大きなダメージを
与えてしまい、廃人同様になってしまうと懸念して
います。自己判断で薬を廃棄したのだから
それを認めて励ましてくれるのが精神科医では
ないのでしょうか?今病院と家庭との間で
揺れ動いています。

尚、息子がそこまでになるには、家庭環境もあった
のですが、今ではその件も含めて親子で話し合い
改善すべく、懸命に努力している次第です。
その事は息子も理解し、少しずつ心を開いてくれ
てきています。

今後の息子への対応。親としての心構えなど
適切なアドバイスをお願いします。

質問者:かすみ さん

カフェ・リザン 先生
全科

カフェ・リザン 先生

これまでの投稿,返信を一通り読みました。メンタルケアに係わる医者として残念です。
まず,
<精神科医が、それほど良心的だったら、こんなにこのサイトに投稿される方がいられないでしょ。現在の精神医学会は、最低すぎているのです。 >
という言葉はPD患者さんの実感としては正当なものと思われます。医者の目から見ても,患者の気持ちが分る精神科医は10人に1人いるかいないか・・・・と思っています(監修注:回答医師個人の経験からの発言と思われます)
<今回私がお願いしたいのは、医師として息子の担当医の対応は、真っ当なものだったのでしょうか?>
には,真っ当なはずはないというのが私個人の答えです。確かに,masさんの言うように,
<いわゆる依存症は、詰まる所「自分との戦い」ですので、「底つき 体験をし、自分の無力を認め、自身から依存をやめ健康になろう」と思わないと具体的な治療につながっていかない>
のは事実ですが,その事実を患者にどう伝えるか,相手を絶望させるような伝え方なら素人でもできる。相手の心に,「自分の問題なのだ」という決意と希望を灯すような伝え方をするのがプロの医療者のはずですが,そのような能力のない精神科医が多いのは,わたしも日々実感しています。さらに言えば,DSMを金科玉条とするアメリカ流のやり方が広まるにつれて,精神科医はますます患者の心に気を配らなくなるだろうと予想しています。(監修注: DSMのような操作的診断基準と精神科医の共感の問題は別次元のものです。DSMは、日本語で「診断と統計のマニュアル」であって治療のマニュアルではないことに注意を払う必要があります。また、現実に相手にどのように伝えるかというのは大変難しい問題だと思います。精神科が特に人間を扱う学問である以上、相性は出てきます。精神療法に関しては、相性は否定できませんので、そういった対応が全て誤りであるということではありません。)
ではどうするか?医療に関しては何はともあれ医者を変えることをお勧めします。別の投稿(脳のコントロールが狂い・・・)への返信にも書いていますが,
「一般にドクターショッピングは批 判されますが,わたしは医者の立場からも,相性の悪い医者に無理に付き合う必要はないと思っています。10人目,20人目に相性の良い医者に出会えるかもしれません。」
ということです。PD患者さんの言うように劣悪な精神科医療しかない国ですが,良い精神科医が皆無ではありませんから。言うまでもないことですが,「良い精神科医」というのは有名な精神科医でも,一流病院に勤務している精神科医でもありません。医者を選ぶ時は自分の感覚を信じてください。第一印象で「だめ」と思ったら,だめだと思ってください。「ひょっとしたら」と思ったら,とりあえず再診されると良いでしょう。受診し続ける中で医者のやり方に疑問が生じたら質問してください。質問にまじめに対応してくれれば,それは本当に良い医者です。「とても質問などする雰囲気でない」なら,直ちに医者を変えてください。
(監修注: 一般的には、一度だけの診察で見限る必要はないかと思われます。特に、調子の悪いときには、どんな言葉にも過剰に反応するようなことは度々観察されます。もちろん、同一医師への継続した治療を強制しているわけではありません。合わないときには、医師を変えることも必要です。)

かすみさん

時薬さん。焦らず、どんな状況でも息子の味方で
あるという事を伝え続けるというお話し。
そうですね。中々実践できない頼りない母親です。
今日も息子の顔色を見ながら、
体調も左右する自分が居る事を実感しています。

カフェ・リザンさん
お医者様の立場でのご助言ありがとうございました。
セカンドオピニオンの件ですが、鬱状態、薬物依存、AC、同一性障害を抱える息子には良い医者を見つけるために、ドクターショッピングをするだけの体力、精神力がありません。
本当に患者の身になって考えてくれる医師を探すには
情報が足りなさ過ぎます。なので不本意ながらも
本人の心の持ちようで何とか通院を続けています。
担当医は、息子が医師の言うとおりに処方薬を飲んでさえ居ればにこやかで
間違えてODをしたり、薬物に興味があるなどと言ったら、理詰めで責めてくるそうです。
息子は不本意ながら、反論する元気もなく、
ただ頷くばかりだそうで、その反動として、家族
(主に母親)へ思いをぶつけてきます。
私は、とにかく息子を受け入れ、どんな状況でも
息子を見放すことなく見守る事しかできません。
鬱状態の患者が、自分に適する医師を見つけるために何箇所も精神科を回るだけの力がないということもご理解下さい。でも、専門科の方の投稿、本当に心強いです。ありがとうございました。

カフェ・リザン 先生

<鬱状態の患者が、自分に適する医師を見つけるために何箇所も精神科を回るだけの力がないということ>
は理解できます。では,お母様ご自身はいかがでしょうか?お母様も疲れ果ててしまったとしても,誰もお母様を責めたりしませんが,もしお母様にはまだ多少の余力が残っているなら,お母様が息子さんに代わって精神科を探すこともできます。
手順としては,まずこの点を息子さんと相談なさって,息子さんの了解を得ておいてください。その上で,通院可能と思われる範囲内にある精神科のクリニック/病院に片端から電話して,本人でなく家族が相談に来てもよいかどうかを尋ねる。OKであれば,とりあえずお母様が相談に行き,そこの精神科医の対応をみて判断する。どうやって判断するか?
1)こちらの話をまじめに聞いてくれるか
2)こちらの質問,疑問にきちんと答えてくれるか?答えの内容は素人にも理解できるものか?
3)納得できない点について質問しても怒り出さず冷静に対応できるか?
4)できないこと,分らないことについて正直に「できません,分りません」と答えるか?それとも,難しい専門用語でごまかそうとしたり,逆ギレしないか?
こんなところを点検されれば良いでしょう。
わたしの勤務先のクリニック(レディースクリニックです)のホームページの心療内科コーナーにわたしが書いた文をご参考までに引用します

<最後に3つの約束をしておきましょう。
1.話したいことは何でも話してくれて結構です。
「こんなこと話して変に思われないか? こんなこと話しても診断の役に立たないだろう・・・・」などと余計なことは考えないで、話したいことは何でも話してください。

2.聞きたいことは何でも聞いてくれて結構です。
「こんなこと聞くのは失礼かな? こんなこと聞いても仕方ないだろう・・・・」なんて考えないで聞きたいことは何でも聞いてください。 できる範囲でお答えします。 その場で答えられなくて次回の診察までに考えておきます、という返事になるかもしれませんが。

3.答えたくないことは答えなくて結構です。
医者の方から受診された方に質問することもあります。 その質問に答えたくないなら無理に答える必要はありません。
「答えたくない」とはっきり断らなくても、「それはちょっと・・・・」とか、あるいは黙っているなど、それとなく意思表示してくれればそれ以上追求はしません。
そしていつか「話してもいい」と思えるようになったとき、自由に話してください。>

かすみさん

私が、息子を医療機関に委ねる前にまずした事は
県の精神保健センター薬物依存担当に、息子の状態を話し、どこが一番適した病院かを教えて貰う事から始めました。薬物という事で入院設備のある病院。しかも、思春期青年期外来のある病院。

市内に一箇所だけありました。他はみな○○クリニックという個人医院で、心療内科医は居てもカウンセラーが居ない。もしくはカウンセラーだけで運営している○○セラピーという所だけでした。
個人医院にも数箇所電話したのですが、行き着くところは今通院している病院でした。

それ程、地方の病院は精神科が閉鎖的なのです。
案の定、息子が入院した時も、一般病棟でありながら隔離された鉄格子のある空間でした。
薬物依存に関しての専門医が不足している現状において、受診する病院は限られています。
その中で、いかに主治医と上手くコミュニケーションがとれるかが、今の息子の課題なのです。

仕方ないと諦めて長期間かかる事を覚悟するか
もしくは遠方の医療機関に委ねるか、
踏ん切りがつかないのがもどかしいです。

3つの約束の件、分かりました。ありがとうございました。
今の主治医は特に3番目の「答えたくないなら無理に答える必要はありません」の部分が欠落しています。何も言わないと、主治医の方が勝手に解釈して息子には至極迷惑なアドバイスばかりをするのです。
今はいくらアドバイスをしても、雑音としか受け止められないのに・・・難しいです。
体調が悪い時は、それが苦痛で、体調が良い時は
受け流しているようです。

カフェ・リザン 先生

<・・・・個人医院にも数箇所電話したのですが、行き着くところは今通院している病院でした。それ程、地方の病院は精神科が閉鎖的なのです。・・・・>
そういう事情も知らず,能天気なことを書き連ねました。申し訳ありません。そうであれば,わたしにできるアドバイスは,現在の主治医を受診することのプラスとマイナスを本人と一緒に真剣に検討してみてください,ということです。プラスよりマイナスの方が大きいなら,受診を止めるのが賢い選択のはずです。治療薬だけがほしいということでしょうか?その場合・・・・精神科でなく内科などで信頼できる医者(家庭医のような存在)がいれば,あなたがたから薬の名前を指定してその医者に処方箋を書いてもらうことも可能です。ところで,「底着き体験」についてですが,依存症治療の専門家の間にも,その種の意見に批判的な人もいます。既にお読みになったかもしれませんが,信田さよ子さんが『依存症』(文春新書)の174〜177ページに「底つき」について,ご自身の体験を踏まえて批判的に述べておられます。ご参考までに。

かすみさん

某心療内科に問い合わせたところ、心療内科では限度があって、精神科の薬は処方できないのだそうです。ここまでが心療内科の分野。これ以上は精神科の分野とハッキリ境界線があるそうです。
なので、息子の処方されている薬(ヒルナミン等)は内科では処方されません。
中々処方薬も減らす事ができない今、大きな意味での薬物(処方薬も含め)依存になっているのではとそれが心配です。薬がないと不安だという生活になっています。
遠方の医療機関に関しても、問題は担当医との相性なのです。その見極めが難しいところです。

尚、信田さよ子さんの著書のご紹介。ありがとうございました。
底着き体験に関する違った見方があるとの事。
私には朗報です。さっそくネットで購入する事にしました。実際薬物にのめり込まずに、今が「底」であると思いたいのは甘い考えなのでしょうか?

かすみさん

カフェ・リザンさん。早速ネットで購入し、「依存症」を読みました。主にアルコール依存に関する事が書いてありましたが、「底つき体験」が記載されている所は息子にも読ませました。息子は頭では既に分かっているようでした。それでも尚、どう表現したらいいのか分からないもどかしさに、悶々とした気持ちは抜けないと言っています。

ACについても、思わずドキっとするような事が書いてありました。ACの子供の親は、無意識に子供にパラサイトしていると・・・・全くその通りです。「心配」を通り越して、息子の一挙一動に動揺している私。これは共依存以外の何ものでもありません。いつ薬物に手を出すか、ハラハラしながら息子の顔色を伺う毎日。それが息子に悟られるのは目に見えて分かっているのに・・・

○○病と病名が付かないから健康な身体なんだと、医師は言います。しかし、○○病と付けば治療の術もある、治る希望もある。宙ぶらりんな状況に何年も置かれていて、息子は「一体自分は何なんだ」と
怒りにも似た感情で日々過ごしています。

薬物に手をだしさえしなければ、生きてさえいれば・・・という親の気持ちと、まだ若い息子の気持ちが相容れない状態です。やはり時期を待つしかないのでしょうか?時の経過が薬になるのでしょうか?

カフェ・リザン 先生

<「底つき体験」が記載されている所は息子にも読ませました>
その部分だけですか?せっかくなら,あの本全部読んでもらって,一緒に感想を語り合う方が良いのです(息子さんが,そしてお母様が,それに耐えられるなら)。
共依存,そしてEnablerの問題は,わたしも心配していたことです。そこから抜け出すためには,お母様ご自身が自分の生きがいを見つけて自分の人生を歩まれること。ただ,突然そのようにお母様が変身されては,息子さんが「見捨てられた」と思うかもしれないので,一緒に話し合った上での方が良いでしょう。話し合いの材料に「依存症」を使うと一石二鳥かもしれません。言うまでもないことですが,著者(信田さよ子)の意見が全て正しいわけではないし,そのままご自身たちの例に当てはまるわけではないでしょう。むしろ,納得できないところがあれば,どうして納得できないのか,二人で話し合ってみてはいかがでしょう。その中で,自分たちの問題を表現する言葉が見つかったら,息子さんの「どう表現したらいいのか分からないもどかしさ」が少しでも解消されるかもしれません。

かすみさん

カフェ・リザンさん。早速の返信ありがとうございました。
> せっかくなら,あの本全部読んでもらって・・・
今の段階では、無理かと思います。例の底つき体験の箇所を読むのさえ、億劫な様子でした。以前にもお話ししましたように、息子は薬物依存、AC、同一性障害、鬱傾向など複合的な症状があり、思考能力が著しく減退している状態です。

本を読む、映画を観る(先日「男たちの大和」を友達同士で観て来ましたが、重すぎるテーマを受け止めきれないと言っていました。)感動よりも、動悸がして疲れたと申しております。今は、刺激よりも安静が必要なのかと思いますが、若さゆえにその安静がもどかしいのだと思います。

息子はAC(機能不全家族に育った子)ゆえに、信田さんの著書も、親が読むべきだと思っているようです。
全ては親のせい、生育暦のせい、それは夫婦でいくら反省しても取り返しがつきませんが、もう一度育てなおしのつもりで頑張っております。
ただ息子にはその時間すら、もどかしいと感じているようです。
今、息子には何を話したら良いのか。カフェ・リザンさんの仰るように、親子での話し合いの時間を持つには、まだ息子の精神的体力(?)が付いていかないようです。良い子を演じてきた反動の、今が精一杯の反抗期なのかもしれませんが、息子が今何を考えているのか全く分かりません。
暗中模索の中、息子への対応は本当に難しいですね。

かすみさん

主治医とカウンセラーは、本人との面談のみを行います。アダルトチルドレンの場合は、家族を含めたカウンセリングが必要な筈なのに、親が出て行くとそれがまた共依存との判断をされてしまいます。私達親は、ただ息子からの情報しか得られませんし、どう対処したら良いのかも分かりません。何度も主治医、カウンセラーともコンタクトを取ったのですが、病院の方針か、親子を分離したがるのです。もしどうしても質問したい時は、息子とは別枠で受診するようにと言われ、これでは親子共のカウンセリングにはならないのではと問うと、迷惑そうな返答でした。病院の方針に囚われ、私達親はどのように息子に対応したら良いのか、暗中模索の状態です。
「親御さんはこうして下さい」とのアドバイスが欲しいのに。主治医側はあくまでも親の介入は治療の邪魔と考えているようです。まだ本人からセカンドオピニオンの提案はなされていません。惰性で通院しているようです。親が出て医療機関を探し、息子に提案する事は、また強制に繋がるのではと懸念しているところです。まったく暗中模索の状態です。

masさん

どうも、しばらく間が空いてしまいました。PSWのmasです。
相変わらず大変なご様子のようですが、失礼ですが少し焦りすぎてはいませんか?
私が思うには、主治医もカウンセラーも、介入の段階を待っている時期なのではないかと思います。
つまり、いつかは家族そろってのカウンセリングや受診は必要でしょうが、今はまだ時期尚早なのだと思います。今は問題を分けて1つずつ整理して本人が問題に直面する時期で、そこに横から手を貸すのでは、また息子さんの依存を深めてしまうだけだと思います。依存は根本的に立ち向かって断ち切らないとほかのものに回ってしまいます。それでは解決にならないのです。ですから辛いでしょうが、本人が問題を整理し、自身で受け止められるまでは、今はお母さんの方から本人にも治療にも口出しすべきではないと思います。
ではどうしたら、という不安に応えるには、自身の余裕と仲間の力が必要です。ですから、以前私は家族会へ行って下さいとお勧めしたのです。そこにはきっとあなたの力になってくれる仲間がいるはずです。その仲間の力を借りつつ、介入できる時が来るまで余力を蓄えておきましょう。それが今あなたに本当に必要な事ではないかと私は思います。

かすみさん

masさんのご助言を読んで、目からうろこのような気がしました。私は息子の、医療に関する不平不満、焦りの気持ちを聞くと、親として不安でいっぱいになっていました。何かしてあげなければいけない。ACは親子のカウンセリングが大事だと聞いた事もあり、このままではいけないと常に思っていました。そうなんです。masさんの仰るように、それ自体息子に依存している親の姿があるのですね。もう大人である本人の問題は、あくまでも本人が整理し受け止めなければいけない。親は見守る事が一番のフォローなんだと、今改めて感じております。
ACも薬物依存も同じ事なんですね。
家族会は地元にはなく、車でも2〜3時間かかる所にあります。しかも今は雪のシーズンで、息子を家にひとり置いての外出は不安でもありました。この件に関しては、夫婦でよく話し合ってみたいと思います。ともかく、今回のmasさんのお話は、なりふり構わなかった私に渇を入れて下さったようで、本当に感謝しております。ありがとうございました。

かすみさん

いけない事だと重々承知の上で、今日息子が診察で外出した時に、息子の机の引き出しを開けてしまいました。。。。。。ありました!合法ドラッグと夥しい処方薬の束。息子は以前合法ドラッグを購入した際、私に知れて話し合いの末廃棄しましたが、そのうちの1瓶が残っていたようです。処方薬もヒルナミンなど抗鬱剤。余計に飲めばろれつがまわらなくなり、目の焦点が合わなくなります。
勿論息子に、見たなどとは言わないし追求もしません。すべては息子の、薬物を止めようとする「気づき」を待つしかないです。

前回の相談で「家族会」の話がでましたが、地元にあくまで本人主体で、家族は傍観者としてなら参加して良いというサークルがありました。後援団体はダルクという薬物自助グループです。早速息子に相談してみましたら「行けば?」と言う「われ関せず」の返事。仕方が無いので主人に相談して、親だけでも参加してみようかと思います。ダルクに入所となると、かなり徹底的な薬物排除を目的として、必要以外の処方薬も認めないそうです。息子は頑として「僕は薬物などやってない」と言うので、実際はともかく息子のその言葉を聞いてやりたいと思っています。
薬物依存は、親の愛情では治せない。むしろ邪魔になるとある方は言います。何が正しくて、何をどうすれば良いのか、私もまだ分かりません。焦らず見守る。本当に忍耐の要る事ですね。少々疲れました。

カフェ・リザン 先生
心療内科

カフェ・リザン 先生

<息子はAC(機能不全家族に育った子)ゆえに、信田さんの著書も、親が読むべきだと思っているようです。全ては親のせい、生育暦のせい・・・・>
こういう患者さんにわたしが言う言葉は「幸せになりたいの?」です。親を責めても幸せにはなれないのだから。もちろん,こういう相手の心に切り込むような殺し文句を言うのは,一人の患者の治療プロセス全体で(数年にわたることもあります),せいぜい1回か2回です。そして,言う時と状況を選ばないと。相手の心の中に「幸福への意志」が生まれた頃・・・・。もっとも幸福への意志が生まれたら,8割がた治ったようなものですが。
実はこの言葉(幸せになりたいの?)は,お母様にも言いたいんです。子供のことを心配しても幸せにはなれません。子供の幸せでなく自分の幸せを追求してみてはいかがでしょう?「子供を不幸なままにして自分だけ幸せになりたくない」ですか?もし,自分が不幸を引き受けることで子供を幸せにできるなら,お母様が不幸に留まることも意味があるかも知れませんが,恐らく事情は逆でしょう。お母様が幸福への意志をもって自分の人生を生きようとする方が,結果的に息子さんの心の中にも幸福への意志を芽生えさせることになるでしょう。「それは分かっているけど,子供が不幸である限り自分も幸せにはなれない。子供の幸せがわたしの幸せなんです」・・・・たぶん,それが問題の核心でしょう。自分の人生を子供の人生から切り離して考えられない,共依存の罠から抜け出せない・・・・。
お母様自身が精神科を受診する気はありませんか?子供のことでなく,自分自身のことを相談するために。子供を救うためでなく自分を救うために。これまでのメールをお読みする限り,お母様も十分に受診の「資格」がありますよ。

かすみさん

肝心な事を言い忘れました。実は私自身も心療内科(息子とは別の病院)に通っています。息子の通う精神科は、思春期青年期外来専門でこの地域では比較的名の知れた病院ですが、その為待ち時間が2〜3時間にも及びます。私が心療内科に通い始めたのは、息子が帰省してから間もなくですが、初めは動悸、だるさ、息苦しさなどから心臓疾患を疑って内科を受診し、心療内科に回された経緯があります。
なので、息子の件も含めてカウンセリングを受けています。その病院は予約制なので、殆ど待ち時間はありません。(息子がまたいつ薬物を使用するか不安な為、待ち時間が少ないのも選んだ理由です。)今は「どうですか?」と聞かれて「息子の状態によって、私の症状も連鎖して変化するようです。」と答える事の繰り返しです。デパスが処方されていますが、それより息子の状態による体調変化が激しく、効き目の程は不確かです。
『共依存』それは私も自覚しています。しかし、分かっていても心に植えつけられた感情はどうしようもないのです。息子が精神科を受診したのは薬物依存が原因でしたが、ACもそこで指摘され、その原因が、父親から受けていた暴言であった事も分かりました。私もそれゆえに、息子を守ろうと必死だった時期がありました。共依存を自覚しているのはその為です。(息子が発病してから、今では父親(夫)の暴言は殆どありませんが)「母親自身が幸せになる」為のカウンセリングのプログラムは、まだこれからの段階だと思います。自律訓練法なども教えて貰い、試してはいるのですが、息子の状態には追いつきません。息子の存在が、あまりにも私の生きがいになってしまっているからです。その意識を何とか改善しなければいけないのですが、私にはどうしたら良いのかよく分かりません。カフェ・リザンさんにご指摘された事を機会に、次回のカウンセリングでは、その事をもう少しつっこんで聞いてみたいと思います。本当にカフェ・リザンさんは私の心の中を良くご存知ですね。ありがとうございます。直接お会いして受診したい気持ちになりました。
私の幸せ=息子の幸せに繋がる。あらためてかみしめてみたいと思います。

カフェ・リザン 先生

既にお母様も受診されているんですね。
<次回のカウンセリングでは、その事(共依存のことなど)をもう少しつっこんで聞いてみたいと思います>
ぜひそうしてください。少しずつでも良い方に進展するよう願っています。
<直接お会いして受診したい気持ちになりました>
お言葉はうれしいのですが,このサイトのルールとして,
<勧誘あるいは広告の掲載行為。・・・・
特定個人名、施設名等、個人の特定につながる情報の掲載行為。
その他、商用行為に該当する行為>
は禁止になっているので,わたしの勤務先をこの場でお教えするわけにはいかないんです。また,仮に教えたとしても地理的に受診が無理なことも多いでしょう。今後とも,このサイトで可能な範囲のアドバイスはするつもりです。

かすみさん

早速のご助言ありがとうございました。
共依存の件に関してカウンセラーと話をしたところ、私の方から『共依存』という言葉がでるのを待っていたようでした。それは自覚する事の大切さを言っているのだと思います。息子に関しても、傍でどうこう言っても、本人が自覚しない限りは解決しないと腹をくくる事が大事で、まずは自分の意思をしっかり持つことを指摘されました。カフェ・リザンさんの仰ったように、親が不安な表情をしていると、ACの息子には悪影響があるようです。薬物も恥ずかしながら、合法ドラッグを隠れてやっているふしもあります。しかし私は強引に追及する事はしないで、体調だけを見守るつもりで待ちたいと思っております。病院に関しても、本人の意思に任せ、あくまでも本人が動き出すのを、忍耐強く待つ所存です。(それでは手遅れになってしまうのでしょうか?)とにかく私自身も良く分かりませんが、手探りでも親として精一杯やってみようかと思います。

カフェ・リザン 先生

<あくまでも本人が動き出すのを、忍耐強く待つ所存です。(それでは手遅れになってしまうのでしょうか?)>
心配はごもっとです。それについて・・・・;
「ミネルヴァの梟は夕暮れに飛び立つ」というギリシャの格言があります。ミネルヴァとはギリシャ神話の知恵の女神で,梟はミネルヴァのシンボルとされる動物です。古代ギリシャの絵柄にはミネルヴァ女神の肩に梟が乗っている図が描かれています。知恵のシンボルである梟は夕暮れ,つまり一日が終わった後に飛び立つ。真の知恵は物事が終わった後に得られる,物事の全体像はそれが終わった後に初めて明らかになる,判断の正否はその判断に基づく行動の結果が出た後に分かる・・・・そのような意味を込めた格言です。
この格言は人間の限界を切実に感じさせるものでもあります。本当のところは,終わった後にしか分からないのですが,人は物事が始まったばかりの時に,何らかの判断を下し,何らかの行動を選択しなければならないのです。人間のあらゆる営みには常にこの種の不確実性が付きまといます。ミネルヴァの梟は夕暮れに飛び立つにしても,人間は夜明けと共に行動を開始しなければならないのです。
「待つ方がよいのか?」それは待ってみなければ分らない。間違う可能性は常にあります。でもそれは人間の限界としか言いようがありません。人間はあくまで人間であって神様ではないのだから。
実は,精神科の臨床で出会う患者さんのかなりの人は,この人間の限界を受け入れることができないために苦しんでいるのではないかと,思うことがあります。症状/病名としては,不安障害,強迫性障害,人格障害など様々な名前が付けられますが,人間の行為の不確実性,人間の限界を受け入れられない心が根底にあって,その人その人の素因や環境に応じて様々な症状を呈するのではないか,そんな封に考えています。かすみさんの心の中に,そんな気持ちはないでしょうか?

かすみさん

カフェ・リザンさん。いつも私の心を見抜いていらっしゃるような返信、本当に感服致します。
今日、私はNA(薬物依存者のミーティング)に行って来ました。本来は当人が行くべき所なのですが、代表者の方の了解を得て、夫婦で行って来ました。息子は、自分が行くのは嫌だけど、私達には行って欲しい旨を常々言っておりました。NAは様々な薬物(シンナー、覚醒剤、ドラッグ、市販薬に至るまで)経験者が、自分の体験を赤裸々に話し、それに対して誰も批判せず、受け入れる場でした。私は彼らが息子の気持ちを代弁しているかのように聞き入っていましたが、主人は途中で嫌気がさして帰ろうかと思ったそうです。現実を直視すると主人の今までの行為を批判されているかのように思えたからだそうです。尤も、彼らは未だに親を憎む気持ちがあると言っていました。殆どがACから発生した薬物依存者でしたから。聞きますと、息子の約2年の薬物歴はまだ軽い方で、中には何十年と苦しんでいる人もいるそうです。とりあえず、今回は当事者の話し合いの場として、私達は意見する事はなかったので、代表者から「親の会」を勧められこの水曜日に行く事にしました。自宅からは約車で2時間余の場所で、しかも平日なので、主人は休みを取っていかなければいけないのですが、息子の為そうも言っていられないと言ってくれたので安心しました。「限界を受け入れられない心」それは確かにあります。これで完治という事はなく、一生の問題で、いつまた再発するか分からない危うさがあるからです。それを受け入れる為には、まだ時間が掛かりそうです。はっきり言って、もう既に疲れてしまいました。私自身心療内科を受診している事は前述しましたが、通院も尚疲れてしまっているのが現状です。息子を心からの笑顔で受け入れるには、やはり時間が必要なのでしょうか?他の家族の手前、気遣う事が多く、本当に心身ともに限界を感じずにはいられません。

masさん

某病院でPSW(精神科ソーシャルワーカー)をしている者です。
私は院内でアルコール依存症の方々の自助グループの運営に関わっていますが、その先生がおっしゃるように、いわゆる依存症は、詰まる所「自分との戦い」ですので、「底つき体験をし、自分の無力を認め、自身から依存をやめ健康になろう」と思わないと具体的な治療につながっていかない部分が確かにあります。
冷たい言い方のようですが、依存に負けて病気になるも、亡くなるも、その人の生き方と受け止めるしかありません。しかし、ただ亡くなっていい命と言うののもあるはずがありません。ですので、「少しでも良い方向に進む道があるよ」と教え、その方向に持っていけるよう、本人の意識のサポートをする。依存症に関しては医療はそうしたサポートでしかないと思っています。
家族でこれまでの問題を話し合い、整理していくことは素晴らしいと思いますが、ご家族の対応としては、全ての物事の決定権を息子さんにゆだね、自身の決断を促し、それに対して反応し対処して行かれる方が良いかと思います。
そして、その中で、本人から「依存を絶ちたい」・「過去を反省したい」・「やり直したい」と言うような発言が聞かれたら、医師や病院のワーカーと相談しながら、認知療法を受けたり、AAやNAといった地域の自助グループに参加されることをお勧めします。
ご家族として御不安な気持ちはお察ししますが、息子さんも20を超えて、本来自分で決断できる立派な大人なはずです。彼を信じてゆっくりと共に歩んでいくという姿勢を忘れずに頑張って下さい。
あと、ご家族の方が不安や無理をしすぎて心身の具合をお悪くされてもいけませんので、どうぞご自愛下さい。

かすみさん

PD患者さん、masさん。
親身なご助言ありがとうございました。
お二方の仰る通り、確かに精神医学は地方までは
浸透していませんし、何より本人次第なのです。
その中でも、手探りでも良いから、何とかいい方向に
と思うのが親心なのです。
ひとりの事で、家族一丸となって悩み苦しんでいます。
それぞれ、どうしたらいいのか毎日が針の筵です。
本人の強い自覚を待つしかない。
どこの相談機関でもそれは言われますが
たしかにそうなのですよね。
でも、待つ事の辛さ。何年も何年もただ待つ。
親が健康なうちは良いですが、兄弟にまで迷惑がかかると
もうこれはどうしようもありません。
実際私も今、息子の件で少々心を病んでいます。
何とか助けてほしい。この気持ちを分かってほしい。
その一念で投稿しました。
それぞれの方々の暖かい返信。本当に心に沁みました。
何度も読ませていただいて、これからの指針とし、
勇気を得たいと思います。本当にありがとうございました。

かすみさん

私は、精神医学は地方までは浸透していないと言いました。
息子と主治医の関係は、ちょっとした言葉の行き違いから
最悪の状態になってしまいました。
『底着き体験』の話しにショックを受けた息子は
主治医やカウンセラーとの接触を嫌うようになり
自暴自棄になってしまいました。

かといって、薬物を克服しようとしている訳でも
ないのです。今日息子と話し合いをしました。
前回、薬物を封を切らずに廃棄したのは
親の期待に添うためで、自分の意思ではないとの事。
本当は、まだやりたいと言っています。
息子は未だ一度も薬物は服用していませんので
「一回なりとも服用したら、依存症になってしまう。
体がぼろぼろになって、脳が破壊されるのは
分かっているでしょう?お母さんはみすみす貴方を
壊すような事はさせたくない。」と泣いて訴えたのですが
息子は「それは親のひとりよがりだ。僕は誰にも迷惑は
かけない。勝手にさせてくれ。」と吐き捨てるように
言いました。私は途方にくれて泣くだけでした。

今までご相談して、「見守る」と決意したのに
その決意が、ガラガラと崩れていくようです。
息子を助ける事もできない。
ただ手をこまねいてみてるしか出来ないもどかしさ。
私も通常の気持ちではいられなくなってしまいました。
何か・・・何でも良いです。助けてください。

masさん

先日のアドバイスが今ひとつお役に立たなかったようで残念です。
しかし、諦めることはありません。むしろ勝負はこれからです。
一見息子さんに変化は無いように見えますが、「親の期待」がある種歯止めになっており、またそれを率直に当の本人に言い返し、素直にではないですが自分の心境を語り始めている部分があると思います。これは一歩前進ではないでしょうか。
そこで後は本人が、「それではこの先どうしたらよいのか」に気づくか否かがポイントです。私としてはそこを見守って支えてほしいと思うのですが…。
前回も言いましたが、依存症は「自分との戦い」です。支えにはなっても誰かの力は借りられません。いろいろな力や仲間が後押しは出来ても最後に戦うのは本人なのです。ただ、その戦う様をきちっと見届け、受け止めてあげて下さい。こちらから気をもんで何かをやる必要はありません。むしろ、ご自身の心身の安定が第一です。少し物理的に距離をとってみても良いかもしれません。ともかく、あなたが不安がる必要はありません。どうぞ息子さんに課題を返して、ご自身は休まれて下さい。どのような状況になろうとも、助けはあるはずですから。

銀子さん

「あなたが壊れてしまうから薬物はやめて」 と言う親御さんに 止めないでくれ という息子さんは、 薬物に はまりたいというより、自分を壊してなくしてしまいたい、という気持ちでいらっしゃるのではないかと、感じました。
親御さんの愛情を理解することとは別に、自分を好きでいられないような理由がどこかにあるのかもしれません (あくまでも私の推測ですが)。
薬物と関係をもつことで どのような自分になろうとしているのか、それ以前の自分とはどういうところが違うのか、何も変わらないならわざわざお金を出して薬物を手に入れる意味は何なのか、など、とても悲しい気持ちでいらっしゃるとは思いますが できるだけ息子さんと落ち着いてお話しされることが必要だと感じました。
「誰にも迷惑はかけない」 と、、、私は子供がその種の発言をすると 「迷惑ではないけれど私はあなたのことを好きだから寂しい、でも親の気持ちに縛られずに自分の考える通りにやりたいと、そこまで ”どうしても” となった理由があれば教えてもらえるとうれしい」 というやりとりを繰り返してきました。 子供はその都度、自分の言葉で本人なりにがんばって説明し、こちらも大人がどうしてその考えに賛同できないのか、伝えました。
今回は薬物のことなので そんなにのんびりできないとは思いますが、自分自身のことをいろいろ話してもらって少しでも気持ちをつかむてがかりを得られるといいなあ、と思います。
薬物については、気分がすっきりするらしいとか、ダイエットにいいらしいとか、体に悪くないのもあるらしい (!) とか、子供の間でも話題になるので、他人事とは思えず、書かせていただきました。
状況が好転することを、お祈りしています。

かすみさん

親身なご助言ありがとうございました。

長い時間かけて、息子と色々と話しをしてきました。
初めは周囲の期待もさることながら、某大学に進学出来た事に
自分でも将来に向けて輝いていた時期がありました。
しかし大学は、自分の思うような所ではありませんでした。
その落差と、家庭での自分の存在感の危うさ。
つまり何を持って愛されていたか、必要とされていたか
が分からないまま、自分の居場所をなくしてしまったのです。

そして最初はアルコール、次にシンナーと
刺激を次々に求めて心を癒そうとしてきました。
しかし身体を壊し、学業半ばで挫折感を抱きながら帰省し、
欝も伴って、良くなると期待していた精神科での
治療が芳しくなかった事への苛立ち。
それらが次の刺激である薬物に移行していったのだそうです。

私は、息子の孤独に気づいてやれなかった。
それを取り戻すべく、今頑張ってはおりますが
なにぶん成人した息子。一己の人間として接するのは
中々難しいところもあります。

この2年間の内には、動けた時期もありました。
波のように体調が変わる、そのもどかしさから
今、薬物への誘惑に駆られている状態なのですが、
『話せばその時は分かるし、薬物の知識も充分ある』状態での息子の言動です。

昨日も話しをしましたが、机上の論理で話す主治医とは合わず
主治医と繋がっているカウンセラーとも、うまくいかず
今は、家族が守る事が唯一の対処法のように思えます。
「主治医は処方箋を書く人。カウンセラーは話をするだけの人」
と最近は割り切ってしまっているようです。
あくまでも本人。親として無力感を感じています。

masさん

確かに人間は圧倒的な他人の意識の前には無力なものです。でも、それが悪いことでしょうか。私は当たり前のことだと思います。
むしろ、人間が思い悩む事の大抵は「他人のこと」と「過去のこと」です。そしてこの二つは基本的には変えられないのです。ですから、そこを受け入れることから始めましょう。
AAの言葉を借ります。「 変えられないものを受け入れる落ち着きを、 変えられるものを変えていける勇気を、 そして、その2つを見分ける賢さを ... 」
あなたが何か間違いや罪を犯した訳ではありません。ただ、変えられないことはあるのです。
もし、それが辛いのならば、人の力には人の力で。あなたを受けとめてくれる仲間がいるはずです。病院や保健所などに相談し、お近くのアラノンやナラノンという団体を探して行ってみて下さい。
きっとあなたの力になってくれるハズです。

かすみさん

> 変えられないものを受け入れる落ち着きを
まず私達に必要なのは、この事なのですよね。
いつまでも、「なぜ?」に囚われていても進歩はない。

アラノンはアルコール依存症の自助グループですよね。
薬物依存にはNAやダルクがありますが
主治医に言わせれば、それはあくまでも底着き体験
をしないと、利用する意味がないとの事です。
自分で必死に治そうとする意志がないとダメだと。
それは勿論そうですが、受け皿が何もないというのは
凄く不安な事なのです。

保健所などでも、今の病院がベストだとの話。
確かに地方の病院での精神医療は遅れています。
その遅れた医療に身を委ねなければいけないのは
本人にとっても不本意な事だと思います。
それらをフォローするのはあくまでも家族なのでしょうけど。

家族会の事も紹介されましたが、主人が「それは
傷の舐めあいの会だ。」と言って聞き入れません。
堂々巡りのまま、本人が薬物を使わないようにと
それだけをただ祈っている毎日なのです。
masさん。何度も本当にありがとうございます。
親が不安がっていてはいけませんよね。

masさん

確かに本人には自助グループはまだちと早いかと思います。
しかし、アラノン・ナラノンはあくまで「家族の会」です。そして傷の舐め合いではなく、大切な家族の支えあいの場です。同じ様な仲間で話し合うだけでも気持ちが安らぎ、新たな発見もあると思います。そして家族がそうしたことをしているという姿勢から、「家族も自分のために変わろうとしている」と本人が気づき、全体の関係・環境が変わってくる部分というのもあると思います。
ただの話し合いとバカにすることなかれ。きっとそうした団体の力から、変わっていくことが出来ると思います。まずは騙されたと思って動いてみるのもいいのではないでしょうか。

GINNさん

息子さんも大変ですが、ご主人もまた、「こんなはずではなかった」 という ショック から動けないような気持ちなのではないかと 思います。
家族会のようなグループに接することは、息子さんの状態を受け入れること、自分の期待や晴れがましかった気持ちを方向転換することを認めること、のいわば スタート になるでしょうから、望ましいことではあっても まだまだふんぎりがつかないでいらっしゃるのではないでしょうか。
お母さんとして奥様として、本当に大変だと思いますが、息子さんの気持ちと同じように、ご主人の気持ちにも 寄り添ってあげてください。
蛇足ですが、憂鬱な気持ちは なぜか気温の低い季節になると増幅されるようです。
くれぐれも御自愛下さい。

かすみさん

薬物依存の家族会は地元にはありません。
県内にはありますが、車で2時間程かかります。
時間そのものは、息子の為には問題ないのですが
主人が「他の家族の話を聞いても直接解決には至らない。
互いに、自分達の不運を嘆いて慰めあうだけだ。」と申します。
私は私で、その数時間を息子ひとりにしておくのが心配なのです。
息子を連れて行こうにも、「家族会は親のものだから」と冷ややかに言います。

今日、診察で主治医に「薬物依存は、医者も家族も治せない。
本人の意識次第だ。」と言われました。確かにその通りだと思います。
親が何を言っても煩いだけ。でも放っておけない。
ともすれば命に関わる問題ですので・・・

大学にいつ戻れるか→退学した後どうするか→就職は→日常生活だけでも普通に送ってほしい→食事だけでも普通にとってほしい
→薬だけはやらないでほしい→とにかく生きててほしい・・・
親の希望が段々、「生きる」根本に戻ってくるようです。

時薬さん

息子さんの将来について、今の時点でたくさんのことを望むのは お互いにつらくなるのではないでしょうか。 大学の 休学可能な期間とか、学歴が関係してくる就職のこととか、気がかりは尽きないと思いますが、まず大切なのは 健康に生きていること です。 健康であれば、やり直そうという気力も出てくるかもしれません。
ご主人のおっしゃる、「解決」 が、息子さんがシンナーと出会う前の状況にすべて戻ることを意味しているのであれば、やや早急にことを進めようとしているような気もします。
かすみさんの不安感が、かすみさんを頼る (第三者には、ものすごく親御さんを頼っているお子さんにみえます) 息子さんの気持ちを揺らがせる可能性もあります。
大変ですががんばって、 「何があってもあなたの味方だから、あなたを守るから」 と堂々としてらして下さい。

PD患者さん

大変な状況に対し、言葉も出無い状態です。
私もかつて、医師の処方の誤りで、短期方の抗不安剤の中毒になった経験があり、その中毒症状を一気に断薬と言う形で乗り越えた事がありますが、その離脱症状は、思い出したくも無いほど酷い惨状でした。

もう、こうなっては、お子様を信じるしか無いでしょう。今まで足りなかった「愛」を与え、暖かく見守ってください。

いくら精神科医と相談しても、薬物中毒は、自分との戦いです。生きる楽しさを、生きていく希望を、息子さんが持てるように、「貴方が必要です」と言ってあげてください。

写経などをお勧めになってはいかがでしょうか?
墨をすることから始めていくと、心が安定しやすくなりますし、近くの宗教関係の所に行かれる事もよいでしょう。

御両親の力の発揮のしどころです。
医師に頼まず、もう一度、ご自分達の愛で、その努力を促してあげてください。楽な方法で治ると、又繰り返す可能性がある事を、充分ご承知置きください。

かすみさん

早速の返信ありがとうございました。
私は、主治医やカウンセラーに「底着き体験」の
話しをされた時
「もし、貴方方のお子様が同じ状況だったら
同じようにされますか?」と聞きたかったです。
廃人になるのを覚悟で、本人の納得のいくように
薬物を与えるなど、親として絶対にできません。

そうですね。仰るように、楽な方法で治ればまた
繰り返すのを肝に銘じて、愛を持って接して
親として悔いのないように頑張りたいと思います。
ありがとうございました。

かすみさん

PD患者さんもさぞお辛い状況かとお察しいたします。
その中での返信、本当にありがとうございました。

今回私がお願いしたいのは、医師として
息子の担当医の対応は、真っ当なものだったのでし
ょうか?という事です。少なくとも息子は
担当医の話しで落胆し、次回の受診はキャンセル。
処方薬のみ受け取るようにするそうです。
嫌な事を逃げるようで、彼の本意ではないのですが
今、自分の心を保つ為にそうしたいとの事です。

どなたか精神科医の方がいらしたら、
今回の息子の件をどのように解釈されるか
それが知りたくて、再度投稿いたしました。
何とか息子を「底着き体験」などさせずに
最小限のダメージのまま、立ち直らせる術は
ないものでしょうか?本当に宜しくお願い致します。

PD患者さん

精神科医が、それほど良心的だったら、こんなにこのサイトに投稿される方がいられないでしょう。

現在の精神医学会は、最低すぎているのです。
知識も無いのに診断を下す医師達、明らかに違っている診断を下す医師、大学病院でも、専門医制度が導入されているはずなのに、その医師に依頼もしてはもらえないのです。

私達の病気の会があります。その会の名を出すだけで、まるで違った処方をされる医師もいます。つまり、治らないようにと考えているのが、今の精神科医なのです。

精神科医は、自らか精神疾患をわずらった人はほとんどいないから、心の痛みの実感が無いのです。

来月末に発行予定のAERAをご覧下さい。
PD患者達の悲鳴の特集が載ります。

最小限に過ごすほう方は、徐々に薬物を減らしていく方法がありますが、入院の必要も出てくるでしょう。その医療スタッフを信じられますか?

私は3ヶ月の入院で知ったには、その医療スタッフへの不信感だけだったのです。
だから患者が、正しい病気の知識を身しつけ、薬他の事を置きちんと検索し、良い病院探しをしているのです。

私達の病気の会を見てください。これらはすべて会員のアンケート調査も元に、患者自身が書き込んだ内容ばかりか載っています。医学会でも注目されている患者の会ですが、そこへも協力医が少ないことに気が付かれるでしょう。

http://www.jpdc.ne.jp/

PD患者さん

先に知らせした、私の病気の会は、先日フジTVスーパーニュースでも取り上げられました。
交流会の欄をご覧下さい。

私で良ければ、ご相談を承ります。

838kazuさん

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