Q

老眼?

四十代半ばです。最近、パソコンの画面など見づらいです。高眼圧症で(20くらい)ずっとレスキュラを使ってきました。この半年くらい、レスキュラなしでも眼圧が15くらいで落ち着いていましたので、現在点眼していません。強度の近視でコンタクトレンズを使用しています。定期検診は三ヶ月に一度、眼底などの検査も受けています。パソコンは1日5時間は見ています。眼精疲労があります。年齢的に言っても老眼でしょうか?なお、メンタルな問題もあり、デパス、レキソタン、ルボックスを服用しておりますが、「見づらい」事と関連はあるのでしょうか?よろしくお願い致します。

質問者:アスカ さん

めだまマン 先生
眼科

めだまマン 先生

眼は遠くを見ているときにリラックスをしていて、近くを見るときは水晶体(眼の中にあるレンズ)の周りの筋肉が緊張して、水晶体の厚みを変えてピントあわせをしています。

この近くを見るためのピントあわせの能力のことを調節力と呼びますが、調節力は幼児のとき一番強くて、成長とともにだんだん落ちてきます。ですから、10歳よりは20歳のほうが老眼と言えますし、20歳よりは30歳のほうが老眼なのです。

この調節力が近方30cmくらいまでピントあわせをできなくなったのがいわゆる老眼です。

まだ何とか見える状態でも、以前はたくさんある調節力のうち一部を余裕をもって使っていたのが、今では持っている調節力ギリギリまで使わないといけなくなるので目が疲れるのです。ですから、眼精疲労もあるようでしたら我慢しないで近く用の眼鏡をお使いになる事をお勧めします。

一般に近視の場合、眼鏡よりコンタクトレンズの人のほうが、老視を早く自覚します。(遠視の人はこの逆です)

あと、精神を落ち着かせる薬は調節力を弱くする可能性(老視を自覚しやすい)があると思いますが、必要で飲んでいる薬ですからこれを制限することはないと考えます。

コンタクトレンズの方ならば、40台半ばでの老視の自覚は決して早くはありません。

アスカさん

早々に御回答、感謝しております。近々、コンタクトの検診があるので、この件についても検査をして貰おうと思っています。ところで、再び質問になってしまい、恐縮ですが、眼圧に関して、正常値を超えなければ、点眼薬の使用はなくても良いのでしょうか?眼底は今の所異常なし、視野検査は数年受けていません。緊張してしまいやすい性格で、機械(空気がぴっゅと出るもの)では正常値ぎりぎりですが、直に眼球にて計る検査では15から18位の数値です。レスキュラ等の点眼が必要かどうか、お答えいただければ幸いです。

めだまマン 先生

眼圧については、眼底に全く異常がなく、視野にも異常がなければ、正常値ギリギリならば治療しなくてもいいかもしれません。

しかし、ここは大変判断に迷うところです。

緑内障については、眼圧だけではなく、視神経乳頭を中心とした眼底の変化を見るのが重要とされています。事実、眼圧の高い緑内障の数倍、眼圧が正常範囲の緑内障がいることが、近年問題となっています。

この反面、眼圧が高いだけで眼底に変化のないいわゆる「高眼圧症」の人を見ておりますと、その中から本当の緑内障と診断される人が少しずつ出てきます。

高眼圧症という病名の中には、1)緑内障のごく初期でまだ眼底変化や視野検査が証明できない人、2)緑内障なのだけれど眼底変化などが紛らわしい人、3)高眼圧だけで神経に障害のない人、4)角膜の厚みなどで眼圧は正常なのだけれど測定結果が高く出る人などが含まれています。この1)と2)が心配です。
眼圧にも血圧ほどではありませんが、日内変動がありますので本当の眼圧が掴み難い点もあります。

医療経済を考えると一旦点眼を止めて、定期検査だけはしっかり続けるので良いと思いますが、眼底変化がでてからではすでに神経障害がある程度進んでしまった状態ですので、余裕があれば、副作用の少ない点眼一つだけ続けるのも無意味とは言えず、眼科医によって意見が分かれるのではないでしょうか。

今、診察をしてくださっている先生を信じて、病状についてよく説明を受けながら治療していかれるのが良いのではないでしょうか。

アスカさん

大変にわかりやすく説明していだだきまして、とても嬉しいです。定期検診が大切ですね。眼圧が高いと言われたのは二十歳の時でした。以来二十数年です。今後も是非検診を続けて行きたいです。本当に有り難うございました。また、経過報告や疑問など投稿させていただきたいと存じます。

めだまマン 先生

前回のお答えでは、レスキュラを一旦中止してもいいのではないかと言うようなことを書きましたが、これは強度近視の存在を良く考えない回答でした。
強度近視をお持ちなので、点眼は続けたほうが安全だと思います。

先の書き込みでは、眼圧が正常上限くらいで、眼底・視野に異常がない人という条件で書きましたが、強度近視のことを考慮しておりませんでした。申し訳ありません。

強度近視があって眼底に全く変化がないことは考え難いと思います。近視性の変化か緑内障性の変化か判別が難しい場合もあるでしょうし、近視性の変化で緑内障性の変化が修飾されていることもあるかと思います。

何より強度近視は緑内障のリスクファクターとなります。

緑内障(高眼圧症)は大変複雑な病気ですが、主には、1)眼圧の数値、2)視神経やそれを支える組織の丈夫さ、3)視神経を栄養する血管の血液循環、が影響して病状を決めます。

強度近視があると、視神経を支える組織が弱く、視神経の血液循環が悪い可能性があり、同じ眼圧でも障害を受けやすい可能性があります。

ですから、副作用がでていなければ、レスキュラは続けたほうが安全だと思います。

できたら時々視野検査もお受けになったほうがいいと思います。

アスカさん

視力は裸眼で0.04くらいです。眼底は「典型的な強度近視の眼底」と言われています。昨夜から保存してあったレスキュラの点眼を再開しました。高眼圧を軽く考えてはいけませんね。自分自身ちょっと楽観していた様に思います。今後もめだまマン先生に相談に乗って頂きたいとぞんじます。有り難うございました。

アスカさん

今日は眼圧が21と23で高かったです。それで視野検査と眼底の詳しい検査を受けました。ともに異常がなく、眼圧を下げる薬は必要なし、三ヶ月に一度の検査で様子を見ましょう。との事でした。診断は「緑内障ではなく、やはり高眼圧症」との事でした。老眼は眼鏡で調整して下さいと言われました。夫が眼鏡店におりますので、「旦那さんに調整して貰って下さい。」との事でした。私としては、眼圧を下げる薬を使いたいと思ったのですが、医師に必要ないと言われたので、このままいくしか、ないでしょうね。せっかくめだまマン先生にアドバイスいただいたのですが。とりあえず御報告させていただきます。

めだまマン 先生

私の話はあくまで一般的なアドバイスです。
同じ病名・症状名でも人それぞれ違います。医療は基本的にはオーダーメイドですから、目の前の先生がアスカさんをみて総合的に判断していただいたものが一番だと思います。

たとえ緑内障になってくるとしても、緑内障は超慢性的な病気で、年単位と言うより、5年、10年と言う単位で進行する病気です。
それだけに、気が付いたときにはもうかなり進行した状態という人も稀ではなく、そういった時には難しいこともあります。

アスカさんの場合、現在、眼底の方も視野も問題ないようですので、定期検査さえしっかりしておけば、それほど心配ないと思います。

点眼薬の使用をやめたからといって、定期検査だけは続けるようになさって下さい。

アスカさん

めだまマン先生、有り難うございました。もともと、私が強迫性障害になったきっかけと言うのが、二十歳の時に、ある眼科の老医師に「眼圧が高い。このままだと失明します。」と言う心ないひと言がきっかけでした。以来、自分の身体に異常な感心を持ち、「心気、強迫神経症」となってしまいました。もし、あの時、めだまマン先生のようなドクターに出会っていたら…。まぁ、二十年以上も前の話なので、仕方なかったかもしれませんね。検診はしっかり受けたいと思います。次回も予約入れてあります。今回は本当に有り難うございました。感謝の気持ちでいっぱいです。

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