子宮体がん術後の抗癌剤治療

person70代以上/女性 -

70歳、161cm、43kgと痩せ型です。リューマチの持病があります。9月末に卵巣、卵管、骨盤内リンパ節を含む子宮全摘手術と傍大動脈リンパ節の生検を受けました。傍大動脈リンパ節については、術中での顕微鏡での即断とその後の病理組織生検で陰性でした。術後における摘出検体の病理組織検査の結果、肉眼的には、子官体部に境界不明瞭な1.3x0.6mmの白色隆起性病変が、最大割面において11x9mmの白色充実性の腫瘤が、また背面には1.9x1,7x0,5cmの有形性の腫瘤が見られました。組織学的には、N/C比の増大し核小体の明瞭化した異型細胞が間質へのリンパ球浸潤を伴い腺管状構造や飾状構造を形成して増殖しています。充実成分はほとんど見られず、類子宮内膜腺がん、G1の像で、腫瘍はエンドファイトな成長が主体です。浸潤は、筋層1/2をごくわずかに超えています。子宮頚部への浸潤はなく、リンパ管侵襲は明らかではありません。断端は陰性で、卵巣、卵管には悪性所見はなく、子宮背面の腫瘤は子宮筋腫の像で悪性所見は見られないとの診断です。なお、現在の白血球数は基準値40〜85に対し31と低い数値です。CEA値は基準の5未満に対し2.6と正常です。
現在のところ転移は見られず、病巣はすべて取り除けているとの診断結果ですが、再発防止のために、抗癌剤の点滴による治療を、来月から入院して月に一回、最小3回から6回実施することを勧められ、現在、実施の可否判断を求められています。
抗癌剤による副作用(免疫機能が低くなることによる他の病気併発など)や年齢を考えると、抗癌剤治療すべきか、再発リスクを抱えながら治療しないかで迷っています。また、もう少し体力がついてから、たとえば半年後の治療でよいのかも迷っています。アドバイスをお願いします。

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