顎骨の線維性骨異形成症について

はじめまして。
14歳の息子の症状で質問いたします。

右口蓋の無痛性膨隆で大学病院の口腔外科を受診し、「歯原性腫瘍(エナメル上皮腫)または歯原性嚢胞の疑い」で、全身麻酔下に摘出手術を受けました。術後の臨床診断は「石灰化歯原性嚢胞(calcifying odontogenic cyst)」でした。
ところが病理診断の結果は「線維性骨異形成症(Fibrous dysplasia, suspicious of)」というものでした。主治医の先生(医学博士、口腔外科指導医、専門医)の説明は「良い方に意外であった」というニュアンスだったので安心していたのですが、帰宅してから調べると、いろいろと疑問が湧いてきました。

1.suspicious of ということは、病理検査でも確定的な診断ができなかったということでしょうか?病理診断書には「念の為follow upを」と書いてあります。また、鑑別疾患として「アダマンチノーマ」というものがあると知り不安になったのですが、それである可能性はあるでしょうか?

2.線維性骨異形成症の治療は、病巣の掻爬、骨移植であり、再発もあり有るとの事ですが、息子の場合は「歯原性腫瘍/嚢胞の摘出」という前提で手術を受けています。掻爬と摘出はどう違うのでしょうか?この場合、再発の可能性は高いのでしょうか?

3.病変の進行は、顎骨の成長が終われば停止するそうですが、主治医によると、最近そうだとも言い切れないとの説があるそうです。これはどういうことを意味するのでしょうか?

以上、本来は主治医に伺うべき内容だと思います。主治医の先生のことは信頼しておりますが、次の診察まで2ヶ月もあるため、それまでに不安を解消し、疑問点を整理して勉強しておけたらと思います。
また、このサイトには歯科医師はいらっしゃらないとの事なので、回答いただけるか心配ですが、線維性骨異形成症は整形外科に関係する骨の良性腫瘍であるようなので、そのお立場からでも回答いただければありがたいです。
よろしくお願い致します。

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