心不全の治療、敗血症、抗菌薬の選択
person70代以上/女性 -
90代前半女性、ほぼ寝たきり。
元々、残尿による慢性膀胱炎あり。慢性であるため、あらかじめ尿培養検査で菌の同定と薬剤感受性を調べておき、発熱などの症状が出たときに抗菌薬の治療をすることになっていた。尿培養検査では、Morganella morganii、Globicatella sanguis が同定。薬剤感受性は、Globicatella sanguisの方が、CTMとLVFXに耐性。
3日前に39度近い発熱と血尿で受診、尿路感染による敗血症と診断。家族が在宅でできる治療を選択し、毎日自宅でセフトリアキソン2gの点滴を受け、解熱。菌の培養検査は進行中で、グラム陰性桿菌が出ているとのこと。
本日で発症3日目
1 毎日ポタコールの点滴を1,000ml受けていますが、発症2日目の血液検査でproBNP6,000と高値。利尿剤を使うメリットはありますでしょうか。輸液で入れて、利尿剤で出す、矛盾にも思えますが、少しでも楽になる方法を選択したいです。他にも方法がありましたら教えてください。
2 敗血症の場合の抗菌薬の標準的な治療期間、尿路感染の場合の治療期間、それぞれ教えていただきたいです。
3 Morganella morganii、Globicatella sanguis、それぞれどのような菌なのでしょうか。
4 グラム陰性桿菌とのことで、起因菌が確定したら、セフトリアキソンよりもスペクトラムの狭い抗菌薬に変更する場合、どのような抗菌薬がありますでしょうか。前回の尿培養検査では、CTMとLVFXに耐性だと判明しており、今回の起因菌は別物かもしれませんが、CTMとLVFXは避けた方が無難かと思っています。
1~4、ひとつだけでも構いません。どんなことでも構いませんので、ご助言いただければ幸いです。
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