大腿骨頭軟骨下脆弱性骨折のリハビリ

person60代/女性 -

大腿骨頭軟骨下脆弱性骨折と診断されています。
なるべく負荷をかけないように生活をし、経過を見ましょうということですが、
自宅でできるリハビリのようなものがあるのでしょうか?
骨粗鬆症の予防のための薬は飲んでいます。
骨量は若い方との比較で78%です。

各回答は、回答日時点での情報です。最新の情報は、投稿日が新しいQ&A、もしくは自分で相談することでご確認いただけます。

骨粗鬆薬がやや問題な場合があります。どんな種類をお飲みでしょうか?副作用があるものもありますので選択が重要です。軟骨下が圧壊されてきているのは、骨の脆弱性だけでなく大腿骨頭をくるんでいる関節包の外方にある外旋筋群や内転筋、中殿筋などの筋肉緊張による攣縮圧に負うところが大きく、それらの筋肉を骨頭に負担のないように緊張緩和するリハビリはやっていませんか?若い年齢で比較というとYAMで78%はより数字ですが、カルシウムの量の比較では実際の強度が今回のように上がらないのです。飲んでいる薬を教えてください。

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相談者さん

Aaron 先生 へ

ご回答、ありがとうございます。
ミノドロン酸錠50mg 月1回 と エルデカルシトール カプセル0.75μg 1日1回 です。

Aaron 先生

いわゆる破骨細胞を壊死させかるしうを骨に留めようとする薬は顎骨壊死などの大問題で私共整形外科医は一線を画しています。いわゆるびすせいざいをやめ、ビタミンkによるコラーゲン強化を図ることで実際に骨密度の増加、骨折がないという実績をあげております。早速変更して下さい。残念ながら一旦入れたビスは三年止まりますので、その間の捻転力の大きな減弱は避け難く今回もその影響は否めません。骨粗鬆症学会はまだ歴史も浅く薬や主導なのでそうなるのでしょう。とにかく緊張緩和で難局を回避しましょう。さらにアドバイスは別記します。

相談者さん

Aaron 先生 へ

ご回答、ありがとうございます。
筋肉の緊張緩和は低周波等を使ったりするのでしょうか?
それとも温めたりするのでしょうか?的外れの質問になっていたら、申し訳ありません。

Aaron 先生

まず43℃ぐらいのお湯をバケツに満たし足を15分ぐらい浸ける足湯をやりその直後にふくらはぎ、脛の筋肉を痛気持ちいい程度に10秒持続押圧法縦にします。緊張緩和効果大です。

相談者さん

Aaron 先生 へ

ご回答、ありがとうございます。
脚が痛くなってからは、入浴時に身体を温めることを意識しており、
入浴後、痛みがかなり少なくなっていることも実感しております。
教えていただいたように、温めて、10秒持続押圧法をして、緊張緩和を心がけます。
本当に、ありがとうございます。

Aaron 先生

骨粗鬆薬を変えませんと近い将来、顎骨壊死などの極めて予後が複雑な合併症の恐れが大きいです。詳しくは歯科、口腔外科にお尋ねいただけたらすぐ指摘されます。安全かつ有効なビタミンKお使いください。実際、今回のように骨頭下骨折のように捻転力に対してはビス製剤による骨の硬化弾力性低下変化は骨折を回避できませんので。

股関節周囲の全ての筋の筋力強化を行うと、筋力により大腿骨頭が臼蓋側に引き付けられる形となり、逆に関節面への圧縮力が強く働く形となり股関節の疼痛の悪化を励起することがあります。
施行するのであれば、股関節外転筋の筋力強化となります。側臥位(横向き)になって、上側の脚を膝関節を伸ばしたまま側方に挙上します。10~20CM程度の挙上で十分です。挙上したら10秒程度静止してください。10回程度から開始して疼痛に応じて回数を増やしてみてください。

自宅でできる効果的な運動はほとんどないと考えてください。焦らずに整形外科の主治医の指示に従って経過観察しましょう。

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