コロナ禍、長期化する家族との面会禁止に、力を落としている入居者のことを忘れないで
person50代/女性 -
多発性脳梗塞を患っている80台後半の母ですが、10年ほど前に路上で転倒し、前頭葉損傷したにもかかわらず、戦時を切り抜けてきたその精神力で、今日まで生き延びて参りました。
しかしながら、コロナ禍で、既に1年近く家族との面会を禁止され、一人娘である当方に会うこともできず、今力を落としています。
今の日本の社会では、施設入居者の心情について語られることはなく、施設側もクラスター回避には全力をあげていますが、入居者の精神的ケアまでは手が回っていないのが現状です。
そのような中、窓越しの面会さえ許してもらえず、最近は、電話での会話さえ、施設側の都合で制限されており、漸く許可が下りても、たった5分程度の会話。
このような状況がいつまで続くのかと思うと、家族としてやるせない気持ちで一杯です。
Go to トラベルにしても、オリンピック開催準備にしても、本当に一部の人の利益にしかならないことがこれまで推進されてきたため、日本は未だに感染収束には至らず、医療の逼迫状況もほとんど改善されていません。PCR検査の拡充もされておらず、感染対策に相応した医療施設の再構築も未だになされていないため、今夏には第4波が襲来し、再び緊急事態宣言が発せられるだろうと、一部の専門家の間ではささやかれています。
そんな中、声を大にして言いたい。
「数年に渡って家族に会えない入居者の心の響きを聞いてほしい」と。
手紙を送るだけではもう不十分な段階に来ています。
精神的ケアには「会って、手を握ること」が大切なのです。
家族に会えない悲しさで、今、力を落としている母に、今できることを教えて下さい。
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