高齢の義母の中心静脈栄養をやるかどうかについて悩んでいます
person60代/男性 -
老人ホームに入居中の88歳の義母です。今年の6月頃からホームで提供される食事をほとんど食べなくなりました。職員の勧めで本人の好きな食べ物(カステラ、プリン、チーズ等)を持ち込んで食べさせたら食べ、ホームの食事も少量は食べるようになりました。しかし9月中頃に再び食事を食べなくなり持ち込んだ食べ物もごく少量食べるような状態になりました。
10月中旬に転倒骨折し入院となりました。入院先ではコロナ待機などで手術が遅れ11月上旬になってようやく手術ができました。現在も入院中で現在に至るまでの間ほとんど食事はとらず点滴だけで栄養を取っている状態です。嚥下訓練も行っていますが、嚥下機能が低下していてゼリー等をわずかに食べるだけです。
先日、医師から中心静脈栄養を勧められました。胃がん手術で胃がないため胃瘻ができないこと、末梢静脈栄養では十分な栄養が取れない上にいずれ液が入らなくなることや点滴針を何回も刺し直すことの苦痛などが理由として挙げました。
本人の状態は、ほぼ寝たきりで話しかければわずかに答える程度です。軽度の認知症の症状も見られます。
本人が元気だったころは、延命治療はしないでほしいと言っていたことを鑑み、家族としては食べないということはもう体が老衰期に入っていて無理に中心静脈栄養で延命させることには消極的でした。しかし医師は先ほどの理由から中心静脈栄養を強く勧めてきました。ただし中心静脈栄養をしたとしても、口から物を食べられるようになるまで回復する可能性は少ないとのことでした。
家族としては、できるだけ本人に苦痛を与えず残された時間を穏やかに過ごせることだけを望んでいます。本人も同じ気持ちだと思います。医師の勧めるように中心静脈栄養を受けるべきか悩んでいます。受けることのメリット、デメリット、本人のためになるかのご意見をいただければと思います。
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