重粒子線とX線の比較について

person60代/男性 -

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現在、重粒子線治療を予定している前立腺がん患者です。
浸潤の疑いがあり、高リスクと判定され、現在ホルモン療法により、順調にPSA
の数値も下がり、治療開始を待っている状況です。

最近見たインターネットの記事でX線と重粒子線の比較がありました。
内容は、内部の臓器に確実に放射線を当てる技術があっても、実際には体内の臓器は
常に一定で止まっているわけでなく、動いている。その為ターゲットより少し幅を持たせて放射線を照射する必要がある。それゆえ健全な部分への照射は避けられない
重粒子線が理論上、殺傷効果、体内への副作用ついては優れているが、結局のところ総線量はがんを死滅させるのに必要な線量で決まるのでなく、健全な部分への照射の許容、限界で決まる。
そこが放射線治療の限界であり、どの放射線も同じというような内容でした。
そこで質問ですが

1. 放射線治療計画とは、がんを死滅させるのに患者のグリソンスコア、病期とか個別に計画するのでなく、総線量はやむを得ない健全な部分への最大許容線量で決まるのであれば、低、中、高リスクすべて同じ線量ということになりますが、実際はどうなのでしょうか。そうであれば、放射線治療そのものが根治する治療ではないということになります。

2. 1が正しいとすると普通に考えて、重粒子線のような後発の放射線治療技術は、広大な敷地と高額の設備投資が必要であり、また維持・管理費もかなりかかると思います。
それがわかっていながら構想段階からX線治療と明らかなメリットも出せないまま計画、建設を進めるのか不思議でなりません。

インターネットの記事も説得力があり、重粒子線治療を選択はしましたが、もやっとしています。専門家の先生のご意見をお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。

person_outline東京 62歳男さん

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