Q

ジェネリクス医薬品

慢性病で死ぬまで飲みなさいと言われて沢山処方されています、ジェネリクス医薬品を処方していただきたいのですが、これから先もずっとお世話になるので、Drの心証を害したく有りません、どのようにお願いすればいいでしょうか、よろしくお願いいたします。

質問者:D51 さん

血管心臓医 先生
循環器内科

血管心臓医 先生

医師に遠慮しながら?受診されているご様子、本来あるべき姿ではないものの残念ながらよくある風景です。頼み方によっては心証を害します。それはこのサイトにボランティアで返答を下さるような「物わかりの良い患者思いの」医師ばかりではないからです。「なぜ心証を害するのかを知ってから」頼んでください。これは善悪の問題ではありません、現実の問題です。

(1)医学的理由:全く同じ成分だと効果も同じはずですが、副作用については使っていない薬に対しては医師は確信(実感)がありません。また同効薬(同系統の薬)だと効き方が医師が期待したとおりにならない可能性があります。多くの医師は自分が使い慣れていない薬を処方するのは好みません。それを患者側から要求されると心証を害する可能性があるというわけです。
(2)事務的理由:多くの病院では、採用薬といってあらかじめその病院で通常処方できる薬が決まっています。これは保険請求などの事務手続きを簡略化するためと、薬局での膨大な在庫を整理するため、そして薬価差益という経済的理由です。大きな病院では処方はコンピューターを通じて行いますから、コンピューターに登録されていない薬剤を処方するためには手続きが必要です。また外来の患者さんが入院されたら、その病院には採用薬以外は病院の薬局に置いていないため入退院ごとに薬を変更しなければなりません。多くの医師はこういったことを嫌がります。また多くの医師は、どの薬に適切な相当するジェネリック医薬品があるかを知りません。だから処方のしようがないのです。
(3)経済的理由:薬価差益から高い薬を採用薬にする病院は少なくありません。外来では院外処方ですが、しばしば近くの薬局は経営母体が同じです。病院のもうけにならなくてもトータルに収益の上がる薬剤を採用する場合があるのです。

で、医師の心証を害する多くの状況は、医師の常識(患者さんには知りようがない場合が多いのですが)に無関心?無配慮?に医師に要求してこられる場合です。ですから、これらの状況を知った上で、素直に例えば「新聞で読んだのだけど、自分の場合にジェネリック医薬品は使えますか、薬も多くて薬代も大変なんです。同じ薬を薬局で変えてもらってもいいですか?」と尋ねられるのがベストだと思います。遠慮される必要は全くありません。尋ねるだけで心証を害するような医者なら、医者を変わった方が将来のためです。

D51さん

具体的にお願いの仕方を教えてくださってありがとうございます、2週間毎に一万円近く支払っていますので、すこしでも安くなればと思います。

血管心臓医 先生
循環器内科

血管心臓医 先生

もう一つの問題点は、多くの薬が全て本当に必要かどうか、です。

医師のだす薬には、(1)病気の治療に絶対に必要な薬、つまり原因を治す薬、(2)病気を予防するかもしれない薬(心血管病予防にコレステロールを下げる薬など)、(3)他の薬の副作用を抑えるための薬(胃薬など)、(4)一時的に処方されただけでその後漫然と続いている薬、があります。この整理、あるいは症状がないから止めてもいいか?、と相談するのもよいでしょう。こういった相談すらできないとしたら、他の医師にセカンドオピニオンを求める(それぞれの薬の意味を教えてもらう)か、病院を変わるのも良いかもしれません。本当に不可欠な薬は多くないものです(もちろん病気によります!)。逆に、患者さん自身が薬のお陰で治っている、と確信して譲らず、薬を減らそうにも減らせないと困っている医師も少なくありませんよ。振り返ってみてくださいね。

経済的につらいことをはっきり言うのは意外と効き目があります。例えば高血圧の薬で効き目がほぼ同じで、ジェネリック医薬品でなくても一個40円の薬もあれば、200円の新薬もあります。不必要な薬を減らし安くて効く薬を選んでもらう無言の?圧力にはなります。薬の値段に普段は無頓着な医師でも、薬代がこんなになっているのです、と領収書を見せるとびっくりして考えてくれる医師も少なくありません。これで変わるような薬は、実は気休め的な薬だった、ということもできます。治療の質が下がることは普通はありません。

裏技で、薬局を変えてみるという手もあります。同じ処方箋をもっていっても支払う額が安くなることがあります。薬局で支払うお金は薬代だけではないのです。ただ、高い薬局とは、利潤ではなく患者さんをトータルにケアする体制が整っていることに対して調剤料が余分に算定できるキマリだから高いのです。単純にお金だけの問題ではないのは、他の商品を購入したときのアフタサービスなどと同じと思ってください。

D51さん

本当にこれがすべて必要な薬?と思います、でも「これがすべて必要でしょうか」なんてとても聞けません、現在、高血圧、高脂血漿、骨粗鬆症、狭心症、甲状腺ホルモン、の薬を処方していただいています、せめて少しでも安くと思います、勇気をふるってお願いします、

血管心臓医 先生

安心してください。大部分の医師は、患者さん思いです。

ただ「よかれ」、と思って種々の薬を処方します。つまり患者さんの症状が少しでも良くなり、不愉快な症状がなくなれば、とだんだん薬が増えていくし、止めにくいのが現状です。年齢が進むに連れ病気が増えますから、一旦開始した薬はやめにくいのです。実際に高齢者ですと、先に述べたように、薬がないと不安だから止めないで、とか、悲しいことに「薬を止められたせいで悪くなった」と医師を訴えるケースが最近は増えているから、無難な治療をするため、薬が必要だ、と説明せざるをえない社会的状況なのです(本当に困っている患者さんには、訴訟社会になったことは非常に不幸な現実です)。

ですから、患者さん自身が薬を減らすリスク(実際はほとんどない?)を了解したうえで薬を減らしたい、という希望を伝えられて、不愉快な思いをする医師は少ないでしょう、それどころか何とか工夫してみよう、と考えてくれる医師の方が多いものです。患者さんが勝手に遠慮したり、医師を悪者扱いしたりしている不幸な関係は少なくありませんよ。これらは、単純にコミュニケーション不足です。

それから、是非、ジェネリック医薬品を採用してもらえないか、頼んでみてください。今は不可能でも、そういう患者さんからの要望が続けば病院が動きます。(私の病院でも煩雑な事務処理などのために実現していませんが、同効薬処方が可能になる方向に検討中です)。ちなみに、病院は、ジェネリック医薬品を処方すると、処方箋料を高く請求できる(つまり病院のもうけがちょっとだけ増える)のです。先に述べた、薬局ぐるみの収益、と言う点でもジェネリック医薬品を使用した方が有利なように厚生労働省は誘導しつつあります。でも、一般的になるには、まだ時間がかかるでしょう。

最後の手段は、担当医を変えて(病院を変えて)相談し治すことでしょう。私も他の病院から変わってこられた患者さんで薬を見直して半分以下に減らすことは少なくありません。これは各医師の発想や人生観の問題による部分がかなり多いことを示します。

D51さん

本当に感じます、でも待合いに沢山居られ、カルテがどーんと積まれていると、言いたいことも言えないでそそくさと帰ってしまいます、説明時間も点数に成ればいいと思います、そうすれば時間をとってもそんなに遠慮しなくても良いと思います、当たり前の事だと思って聞いてみます、

松山の専門医 先生
消化器内科

松山の専門医 先生

特には医師に言われることで気分を
害することはないと思います。

保険点数上もジェネリックス製品が入っていることで
処方する医師にもメリットがあります。

あと個人的にはジェネリックスですが
同じ成分出ることは間違いないのですが
同じ機能であってもついつい一流メーカーの
ものを飲みたくなります。

上手に言えないのですが、、
同じ機能であってもテレビやパソコンでも
こだわってしまうことありませんか?

D51さん

ジェネリックでもDrにメリットがあることがわかって心おきなくおねがいができます、医療従事者と患者のクレバスを埋めるこのようなサイトを感謝します、でも本当は無くてもスムースに意思の疎通が有ればいいのですが

へたれ循環器専門医 先生
循環器内科

へたれ循環器専門医 先生

薬を院内で処方されている場合は薬価差益との絡みがあり、いやがられるかもしれません。院外薬局の場合は、ジェネリックであろうがなかろうが、医者の関知するところではないので、別に害しません。ただし、どこの薬局でもジェネリックがおいてあるとは限りませんし、比較的新しい薬には、まだジェネリックはありません。ジェネリックをおいてある薬局を自力で探せば、処方箋に「同効薬可」と記載してもらえば大丈夫です。

D51さん

勇気を奮ってお願いしてみます

月のうさぎ 先生
皮膚科

月のうさぎ 先生

率直にご希望をお伝えになってはいかがでしょうか。
たくさんお薬が必要で、しかも、当分飲み続けなければならないのならば、経済的なご負担も考えておかなければなりません。

まだジェネリックの出ていない種類のお薬もありますが、ジェネリックに代えられるものは代えていただけると思いますよ。

D51さん

早速お返事ありがとうございます、ゆうきをふるってお願いしてみます、

今すぐ医師に
質問することができます!

Q回答している人は誰ですか?
5,800人以上の各診療科の現役医師です。アスクドクターズは、健康の悩みに現役医師がリアルタイムに回答するサービス。20万人以上の医師が登録する国内最大級の医師向けサイト「m3.com」を運営するエムスリー(東証一部上場)が運営しています。
Q登録後すぐに質問できますか?
質問の閲覧と相談は登録後すぐにご利用可能です。

このQ&Aの登録カテゴリ

注目の検索ワード

無料で見られるQ&A

同類のキーワード

    なし

今すぐ医師に
質問できます

Q回答している人は誰ですか?
5,800人以上の各診療科の現役医師です。アスクドクターズは、健康の悩みに現役医師がリアルタイムに回答するサービス。20万人以上の医師が登録する国内最大級の医師向けサイト「m3.com」を運営するエムスリー(東証一部上場)が運営しています。
Q登録後すぐに質問できますか?
質問の閲覧と相談は登録後すぐにご利用可能です。