【背景】
自己免疫介在性脳炎が疑われる30歳男性(既往歴無し、普通体型)です。
脳炎の影響によって てんかん重積状態にあったため、3.5ヶ月ほど静注鎮静(プロポフォール、イソゾール、ミダゾラム)にて脳波をバーストサプレッション状態にしておりました。
免疫療法が功を奏したのか、解熱(36〜37℃)とともに痙攣の頻度も減少し始めてたため、静注鎮静を下記の通り減少させました。
15日前:イソゾール0.4mg/kg/h(追視発生)
10日前:イソゾール0.2mg/kg/h
4日前:鎮静停止
【質問】
Q1)体内に蓄積した鎮静剤は無くなってきた時期と考えて良いでしょうか?
Q2)後遺症が無ければ、体内に蓄積した鎮静剤が無くなった段階で、すぐに意思疎通可能なのでしょうか?(後遺症がない場合、何日くらいで意思疎通できる様になるのでしょうか?)
Q3)追視を確認して以降、覚醒レベルが上がり、一時的に首振り出来てましたが、鎮静剤中断後は再び意識レベルが下がっている気がします。意識レベルは上下しながら覚醒に向かうものなのでしょうか?