【背景】
30歳男性(既往歴なし)です。
自己免疫が疑われる脳炎で、NORSEの状態にあり、免疫抑制剤を含む免疫療法と、静注鎮静で治療を行って半年が経ちます。
現在は鎮静剤を停止して、抗てんかん薬の経口投与でのコントロールに向けて、5種類(レベチラセタム※、ビムパット※、バルプロ酸※、カルママゼピン、フェノバール)の抗てんかん薬を投与しています。
※は最大量投与
最近肝機能の悪化傾向を認めフェノバールを減量停止したにも関わらず、指示入力が入りにくくなっています。
(減量前は口を開ける指示にしっかりと反応していたが、減量してからは傾眠傾向が強く、口を開ける指示にも一回だけゆっくりと従う状態)
【質問】
病態が寛解するに伴い、現在投与している抗てんかん薬が相対的に増加状態となり、眠気を誘発していることは理屈上ありえるのでしょうか?
もしくは、病態悪化と見る方が自然でしょうか?
※非痙攣性てんかんは無さそうだと言われています