主人(58歳)の咽頭がんのことでお尋ねいたします。今月初旬に下咽頭癌がわかり、治療としては放射線ができなければ手術といわれております。
放射線については、以前、リンパ癌の時に放射線治療をしているために、今回の癌の治療域と重なればできないようです。今回の咽頭癌は声帯のすぐ下に出来ており、筋肉の層には入っておらず浅いが範囲が広く、術後の狭窄による嚥下障害はかなりあるとのことです。また、今回の検査では悪性ではないがリンパ節の腫れが写っているおり、かなり怪しいとのことです。
今現在、二年前の食道がんの手術による狭窄で、定期的にバルーン治療を受けております。食道がんは縦12センチで一周全部の粘膜を切除したため、かなりの狭窄で、日々の食事には大変な苦労があります。
そのため、今回の下咽頭癌の手術をさらに受ければ、咽頭まで狭窄による嚥下障害が重なるとなるとなると、手術に二の足を踏む思いでおり、もし放射線治療ができない場合、最近知ったBNCT(ホウ素中性子補足療法)などはいかがなものかと考えております。
このような場合の、手術後の狭窄に対して、食道のようなバルーン治療などの処置は、咽頭の場合も定期的に受けられるものがあるのでしょうか?術後の狭窄に関して調べてみたのですが、ほとんど分かりませんでした。
また、BNCT(ホウ素中性子補足療法)をする場合は紹介状を出すとは言われ、調べてみましたが、放射線治療ができない場合、手術とこのBNCTとでは、その後の事を考えるとどちらを選択すべきなのか、どうぞご教授をお願い申し上げます。
また、二年前の食道癌の前には、8年前から舌癌、肺癌、リンパ癌を発症し、最後のリンパ癌から五年後に食道がんが分かりました。そのため、さすがに本人も家族も寿命が近づいているとも思われ、これ以上のQOLの低下も避けたく思っております。