先日家族が呼吸器不全で亡くなったのですが、緩和病棟での処置に不備がある様に思い、専門の方のコメントを頂きたく思います。家族は膵臓癌が肺と骨(骨盤、右大腿骨)に転移した状態で、抗がん剤治療で原発の膵臓癌は、ほぼわからない程度まで縮小。抗がん剤治療は、マーカーの数値が上がってきた為終了となり、抗がん剤治療終了後、骨への転移進んでいましたが、放射線治療で癌細胞を焼いて痛みが低減する状態のなか、肺に転移した癌のみが徐々に進行する状態でした。肺への転移は、緩和病棟はに移った時点で肺全体が白い靄がかかった様に転移が進んである状態で酸素マスクして何とか血中酸素濃度が、90〜95になる状況でした。問題があったのか知りたいのは、死亡する直前の処置です。本人が息苦しさにより鎮静剤を投与してもらい、朝10時前に投与終了し、その後徐々呼吸が乱れ、14時に亡くなる結果となっています。
ここで問題がなかったか確認したいのは,投与された鎮静剤と処置が適切とみなせるかどうかです。
使用された鎮静剤は、ミゾダラム(シリンジに貼られたシールが10mgが2枚だったので20mgの投与?1時前後に投与開始。朝に投薬の交換があったかは不明)だった点です。事前に呼吸器不全を起こす可能性があると説明受けましたが、呼吸状態や血中酸素濃度をモニタする機器を付けずに投与されており緩和病棟だからかもしれませんが呼吸不全が起こる事に対応した対策なしでこの鎮静剤を最後まで投与した事です。家族の死亡後おたついて、最後に投与していた鎮静剤のミゾダラムを調べると、呼吸に問題のある患者への使用は注意が必要との記載があり、使用の注意事項に、パルスオキシメーター等による呼吸状態の定期的な監視が必要とあったので、今回の家族への投与時のパルスオキシメーターでのモニタの様な簡単な監視も実施されなかった事が緩和病棟では当たり前なのでしょうか?