階段や坂道を登るとハァハァする、歩くと鉛の重石を引きずっているかのように足が辛い。この症状が出始めたのは、5年前の六月でした。
お腹の左側がたまに痛くなって、下血もしていたので内科に行き、すぐに紹介状をもらい大学病院に行きました。胃カメラ、大腸カメラ、小腸カメラ、肺のレントゲン、婦人科検診もしましたが、全く異常はなく、虚血性大腸炎の出血による鉄欠乏症貧血と診断されました。
鉄剤を処方されましたが、気持ちが悪くなるのと、酷い便秘になり更に下血するので、鉄剤を点滴することになりました。大学病院では定期的な鉄剤点滴はやらないとのことで、近くの中規模な病院をみつけて、点滴を数年しました。
ひと月に一回血液検査をして、調子の良い時は点滴はしないですみますが、何か心配ごとがあるとお腹が痛くなり、すぐに下血が続き、点滴をするうちに、点滴場所の血管が硬くなり、中々針が刺さらなくなりました。
それでこの半年は点滴をしないで、鉄分の多い食事を摂るように頑張っています。
最近、フェインジェクトという大量の鉄分が入っている製剤が出た事を、ネットで発見しました。週に1回の点滴を3回位やれば、かなり効果があるそうです。この製剤は身体に負担はないのでしょうか。また、保険適用でしょうか。