私は交友関係がとても広く乳がんになった方もたくさん知っていますが、お話をお聞きするとだいたい8割くらいが過去にピルを飲んでいた、黄体ホルモン飲んでいた、更年期の治療をしていた方なのです。
数が多いのでたまたまとは思えません。今の医学ではホルモン剤が乳がんのリスクになることは少ないとの事ですが、例えばですが乳がん未発症のBRCAの方が長期ホルモン剤を服用したら乳がんのリスクは上がると思うのです。しかしBRCAかどうかは乳がんにならないと検査できませんから自分がそういうリスクがあるかどうかは乳がんにならないとわからないですよね。家族親族に乳がんの方がいなくてもその家族親族はたまたま乳がんを発症しなかっただけかもしれないから自分がBRCAではないとはならないと思います。乳がんの患者さんの中にも、家族親族に乳がん卵巣がんは居ないのに私はBRCAだったなんて方もいらっしゃいます。そんな隠れBRCAの方がピルを服用したら乳がんになってしまうのではと思って、私自身もピルを服用したいのですが躊躇しております。実際に乳がんの患者さまを毎日診ている乳線専門の先生から見たらどのように感じますか?