【病理組織診断】組織学的に、大部分は断片化した増殖期相当の内幕腺です。一部で、癒合状の腺管や、核腫大、核の偽重層か、極性の乱れが生じています。類内膜癌を疑う所見ですが、量が少ないためatypical glandsの診断名にとどめます。
【MRI】LEGHの術後。直径86mmの子宮頚部腫瘤。腺癌併発の可能性を除外できず。腹水はありません。腫大リンパ節を認めません。
過去と比較して頚部病変の増大を認めます。今回のMRI検査では、腺癌併発の可能性を除外できない所見でした。
診断のための子宮全摘をご提案します。
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以上原文まま
・LEGHの円錐切除は11年前
・腫瘍マーカーは正常値
・卵巣温存
お答えいただきたいこと
1.「診断のための子宮全摘」は正しいのか、全摘までして癌ではない場合はリスクが大きすぎないか
2.事前にPETCTなど転移の可能性を見なくて良いのか
3.術中迅速診断は対象外とのことで、術後に病理診断後、悪性の場合は再手術の予定、こちらも再手術のリスクが大きすぎないか