看護学生です。『今日の治療薬』を読んで薬のことを学んでいるのですが、薬の効き始める時間、効きめがなくなる時間は、どの情報を見てどのように判断したらいいでしょうか。おおよその薬効の出る時間が予測できないと、患者さんに現れる作用や副作用の観察がしずらいです。
『看護の現場ですぐに役立つくすりの基本』(秀和システム)では、「薬の多くは半減期の4~5倍の時間が経つと身体から全て排泄される。たとえば半減期が4時間の薬は16~20時間後には効果がなくなっている。」とあります。薬の効果がなくなる時間は半減期の4~5倍の時間後と考えてもよろしいでしょうか。しかし抗がん剤の中には副作用が長い時間を経過したのちに現れるものもあったような気がします。