15年前から右奥歯に激痛が走り、3年かけて受診を転々として三叉神経痛と診断されました。
テグレトールの処方を受け、痛みをうまくコントロールできていましたが、最近2~3年の間に痛みを発症する頻度が多くなり、薬を飲む回数も増え、薬の影響からかぼんやりすることも多くなり、セカンドオピニオンにて診察を受け、三叉神経を圧迫する血管はないものの、粘膜などで神経が影響を受けている可能性ありということで、微小血管減圧手術を受けました。手術の効果は低いといわれましたが、痛みと決別したい一心で、藁をもすがる思いで手術に踏み切りました。結果は残念ながら効果がなく、相変わらず薬でコントロールしています。テグレトールを飲めば痛みは和らぎます。
三叉神経の周りには圧迫するような要素はすべて取り除いたうえで、三叉神経痛の症状が発症する原因はどこにあると考えられるでしょうか。また、治療のアプローチなど様々な症例をお聞かせいただければ幸いです。