今回は梅毒の検査結果に関して考えられる疾患、状態に関してご相談があります。
【記録】
7/26 最終性行為(一般女性)
7/30 発熱、咽頭痛
7/30 ジスマロック服用
8/11 咽頭マイコプラズマ(+)
淋病(ー) クラミジア(ー) トリコモナス(ー)
一般細菌(ー) ウレアプラズマ(ー) カンジダ(ー)
ビブラマイシン(2週間)、レボフロキサシン(1週間)服用
8/19 梅毒 精密定性検査(+) 即日検査(ー)
8/23 梅毒 定量検査(ー) ※別クリニックで実施
8/24 HIV抗原抗体第四世代(ー) HIV RNA定量検査(ー)
9/18 梅毒 精密定量検査 (ー) 咽頭マイコプラズマ(ー)
という結果となりました。
一度8/19の検査で定量検査で陽性が出ました。
同時に行った即日検査が陰性だったため、RPRが陽性であったと考えております。
その数日後、かかりつけの泌尿器科で再度検査をしたところ、TP、RPR共に陰性でした。
念の為、最終接触から8週経過した状態で、再度梅毒の定量検査を行ったところ、
TPとRPR共に基準値以下で陰性という結果になりました。
この点で、自身で考えているのは
・RPRの一過性の陽性
・生物学的偽陽性
・マイコプラズマの治療で服用していたビブラマイシンが梅毒の治療にも効いた
・検体取り間違え
だと思うのですが、他に考えられる状態はありますでしょうか?
また、
・生物学的偽陽性はよく聞くのですが、この期間(一過性RPR上昇?!)で陰性に変わるようなことはあるのでしょうか?
・一過性のRPR陽性はどのような病気であると考えられますでしょうか?(喉が痛く流行っていたコロナに感染していた可能性もあります)
・ビブラマイシンが梅毒の治療に効いたとして、TPが上昇しないことはあるのでしょうか?
・ビブラマイシンが効果があり、抗原の生成が遅れて、この後、抗原が増えてTP陽性になる可能性はあるのでしょうか?(通常梅毒の治療でビブラマイシンは4週服用と伺ったので、2週間分しか飲んでおらず不安になりました)
・生物学的陽性だとして、追加で行った方がいい検査はありますでしょうか?
・1ヶ月後にHIVのRNA定量を行って陰性でしたが、これはHIV-1型に関してほぼほぼ陰性と思ってよろしいのでしょうか?
長くなりましたが、最後までみていただきありがとうございます。
お医者様のご意見の伺いたいです。
何卒よろしくお願いします。