カナダに在住する日本人夫婦です。先月日本に一時滞在の際、夫(42歳)が人間ドッグの内視鏡検査を受け、病理検査の後、胃癌と診断されました。広範囲の胃癌ですが完治の可能性があるとのこと。CTとPET検査の後、リンパ節に9ミリの大きさで転移の疑いのある部分が一箇所だけあるとのことです。
人間ドッグで説明して下さった医師には、びまん浸潤型なので、早く手術をしないとスキルス性胃癌になると言われました。
カナダに帰国後、カナダの癌の専門医と手術医の協同の治療方針として、抗がん剤治療を手術前に三回(三週間のサイクルを三回)行った後、手術を行い、術後も抗がん剤を出来れば三回行うという治療方針を告げられました。抗がん剤は、epirubicin, cisplatin, capecitabine の三種類です。
教えて頂きたいのは二点です。
1
日本で胃癌の標準治療で使われる抗がん剤の組み合わせ(ts-1とシスプラチンと理解しています)と比べて、上の三剤の投与で期待される効果、効く確率、はどのよう異なりますか。
もし確率的に効果があまり見込めないのであれば、9週間も手術まであるため、スキルス性胃癌に進行してしまうのが心配なので、抗がん剤治療より前に手術を先に行って、悪い部分を早く摘出したが良いのではないかと思ってしまいます。
2
手術前に3サイクルも抗がん剤治療を行うということは日本でもあり得る治療法なのでしょうか。自分で調べた限りでは、1サイクルした後に手術、という例しか見つけられなかったのですが、実際どうでしょうか。
また各サイクルが終わった後、効果はどのように測定するのでしょうか。
よろしくお願い致します。