イノリン吸入液0.5％

• 気管支β₂受容体を刺激することで気管支拡張作用や気管支けいれんの軽減作用を示し、呼吸を楽にします。また、抗アレルギー作用もあります。
  通常、気管支喘息の諸症状の緩解に用いられます。

気管支拡張剤に分類されるお薬

• ホクナリン錠1mg
• ツロブテロール塩酸塩錠1mg「オーハラ」
• ベラチン錠1mg
• ツロブテロール塩酸塩錠1mg「トーワ」
• ホクナリンドライシロップ0.1％小児用

主な副作用として、動悸、頭痛、吐き気、熱感、発疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[　]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

• 脱力感、手足の麻痺、呼吸困難
  [重篤な血清カリウム値の低下]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

副作用の似たお薬

• ピオグリタゾン錠15mg「タイヨー」
• アゼルニジピン錠16mg「テバ」
• カンデサルタン錠8mg「サワイ」
• ジベトス錠50mg
• マキサカルシトール軟膏25μg／g「イワキ」

• 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。

• 妊娠または授乳中

• 他に薬などを使っている（お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください）。

使用上の注意の似たお薬

• エリコリ眼軟膏T
• ケトチフェン点眼液0.05％「TYK」
• パタノール点眼液0.1％
• ヒアルロン酸Na点眼液0.1％「日新」
• ティアバランス点眼液0.3％

• 通常、1回0.25〜0.5mL（主成分として1.25〜2.5mg）を深呼吸しながら吸入しますが、症状に応じて適宜吸入を指示されます。必ず指示された使用方法に従ってください。

• 誤って多く使用した場合は医師または薬剤師に相談してください。

• 医師の指示なしに、自分の判断で使用するのをやめないでください。

用法・用量の似たお薬

• パルミコート吸入液0.5mg
• プロボコリン吸入粉末溶解用100mg
• ケンブラン吸入粉末溶解用100mg

• 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、湿気を避けて冷所で保管してください。
• 汚染防止のため、清潔に取り扱ってください。
• 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。