商品情報
| 主成分 | タクロリムス水和物 |
|---|---|
| 剤形 | 灰赤色の硬カプセル剤、長径約15mm、短径約5mm |
| シート記載 | (表)タクロリムスカプセル5mg「サンド」、タクロリムス、 5mg(裏)Tacrolimus5mg[SANDOZ]、タクロリムス5mg「サンド」、免疫抑制剤 |
| 改定 | 2018年12月 |
作用・効能
- サイトカインと呼ばれるタンパクの中でも、移植後拒絶反応に関わる因子を抑えることにより拒絶反応を防ぎます。
通常、移植後(腎・肝・心・肺・膵・小腸・骨髄)の拒絶反応や移植片対宿主病(骨髄移植のみ)を抑えるために用いられます。
副作用
主な副作用として、血圧上昇、振戦(手足の震え)、下痢、発熱、嘔吐、頭痛などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
- 尿量が減る、全身のむくみ、のどの渇き
[急性腎不全、ネフローゼ症候群]
- 動悸、全身のむくみ、胸痛
[心不全、不整脈、心筋梗塞、狭心症、心膜液貯留、心筋障害]
- けいれん、意識障害、言語障害
[可逆性後白質脳症症候群、高血圧性脳症などの中枢神経系障害]
- 出血傾向、疲れやすい、むくみ
[血栓性微小血管障害]
- 発熱、紅斑、水疱・びらん
[皮膚粘膜眼症候群]
- 呼吸困難、息苦しい
[呼吸困難]
- 発熱、全身倦怠感、かぜのような症状
[感染症]
- 激しい上腹部痛、発熱、吐き気
[膵炎]
- 口渇、多飲・多尿、疲れやすい
[糖尿病、高血糖]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
使用上の注意 (事前に医師・薬剤師に伝えるべきこと)
- 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝障害、腎障害、感染症がある。
- 妊娠、妊娠している可能性がある、または授乳中
- 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
用法・用量
- 腎移植:通常、移植2日前より1回タクロリムスとして0.15mg/kgを1日2回服用します。術後初期には1回0.15mg/kgを1日2回服用し、以後、徐々に減らしていきます。維持量は1回0.06mg/kg、1日2回服用を標準としますが、症状により適宜増減されます。
肝移植:通常、初期には1回タクロリムスとして0.15mg/kgを1日2回服用します。以後、徐々に減らしていきます。維持量は1日量として0.10mg/kg服用を標準としますが、症状により適宜増減されます。
心移植:通常、初期には1回タクロリムスとして0.03〜0.15mg/kgを1日2回服用します。また、拒絶反応発現後に服用を開始する場合は、通常、1回0.075〜0.15mg/kgを1日2回服用します。以後、症状に応じて適宜増減し、安定した状態が得られた後には、徐々に減らし有効最少量で維持されます。
肺移植:通常、初期には1回タクロリムスとして0.05〜0.15mg/kgを1日2回服用します。以後、症状に応じて適宜増減し、安定した状態が得られた後には、徐々に減らし有効最少量で維持されます。
膵移植:通常、初期には1回タクロリムスとして0.15mg/kgを1日2回服用します。以後、徐々に減らし有効最少量で維持されます。
小腸移植:通常、初期には1回タクロリムスとして0.15mg/kgを1日2回服用します。以後、徐々に減らし有効最少量で維持されます。
骨髄移植:通常、移植1日前より1回タクロリムスとして0.06mg/kgを1日2回服用します。移植初期には1回0.06mg/kgを1日2回服用し、以後、徐々に減らしていきます。また、移植片対宿主病発現後に服用を開始する場合は、通常、1回0.15mg/kg、1日2回服用します。症状により適宜増減されます。
本剤は1カプセル中にタクロリムスとして5mgを含有しています。必ず指示された服用方法に従ってください。
- 飲み忘れた場合は、気がついた時できるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次に飲む時間は5時間以上間隔をあけてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
- 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
- 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
生活上の注意
- 感染しやすくなりますので、手洗いやうがいを行い、規則正しい生活を心がけてください。
- 予防接種は、医師の許可なしに受けないでください。
- グレープフルーツ(ジュース)は、この薬の作用を強めることがありますので、これらを一緒に飲食することは避けてください。
- セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品はこの薬の作用を弱めることがありますので、これらを一緒に飲むことは避けてください。
保存方法・その他
- 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
- 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。
より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。
タクロリムスカプセル5mg「サンド」
ニプロファーマサイトカインと呼ばれるタンパクの中でも、移植後拒絶反応に関わる因子を抑えることにより拒絶反応を防ぎます。通常、移植後(腎・肝・心 ... 続きを見る ・肺・膵・小腸・骨髄)の拒絶反応や移植片対宿主病(骨髄移植のみ)を抑えるために用いられます。
製品一覧
- 5mg1カプセル
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| メーカー | ニプロファーマ |