クレマスチンドライシロップ0.1％「日医工」

• アレルギーの原因物質であるヒスタミンの働きを抑える作用により、アレルギー症状を抑えます。
  通常、アレルギー性皮膚疾患（じんましん、湿疹、皮膚炎、そう痒症）、アレルギー性鼻炎、感冒など上気道炎に伴うくしゃみ・鼻汁・咳の治療に用いられます。

抗ヒスタミン剤に分類されるお薬

• クロダミンシロップ0.05％
• クロルフェニラミンマレイン酸塩シロップ0.05％「NP」
• ポララミン散1％
• ポララミン錠2mg

主な副作用として、眠気、倦怠感、吐き気、嘔吐、口渇、発疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[　]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

• 筋肉が発作的に収縮する、物事に集中できない、落ち着きがなくなる
  [けいれん、興奮]

• 全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる
  [肝機能障害、黄疸]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

副作用の似たお薬

• メトホルミン塩酸塩錠250mg「SN」「シオノケミカル」
• フルコナゾールカプセル100mg「日医工」
• トリクロルメチアジド錠2mg「YD」
• グリメピリド錠1mg「日医工」
• カンデサルタンOD錠4mg「サワイ」

• 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。閉塞隅角緑内障、前立腺肥大などの下部尿路閉塞性疾患、狭窄性消化性潰瘍、幽門十二指腸閉塞がある。

• 妊娠または授乳中

• 他に薬などを使っている（お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください）。

使用上の注意の似たお薬

• クレ・ママレットドライシロップ0.1％
• クレマスチンシロップ0.01％「日医工」
• ペリアクチン散1％
• クレマスチン錠1mg「日医工」
• ペリアクチンシロップ0.04％

• 通常、成人は1回1g（クレマスチンとして1mg）を1日2回朝晩に用時溶解して服用しますが、年齢・症状・体重により適宜増減されます。幼小児は1日量を2回に分け、用時溶解して服用します。幼小児の標準的な1日服用量は1歳以上3歳未満0.4g（0.4mg）、3歳以上5歳未満0.5g（0.5mg）、5歳以上8歳未満0.7g（0.7mg）、8歳以上11歳未満1.0g（1.0mg）、11歳以上15歳未満1.3g（1.3mg）です。1歳未満の乳児では体重・症状により適宜用量が決められます。
  いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。

• 飲み忘れた場合は、気がついたときにできるだけ早く飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は、飲み忘れた分は飲まないで1回分を飛ばし、次に飲む時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。

• 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。

• 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

用法・用量の似たお薬

• テルギンGドライシロップ0.1％「高田製薬」
• クレマスチンシロップ0.01％「日医工」
• ニポラジン小児用細粒0.6％
• タベジールシロップ0.01％

• 眠気があらわれることがありますので、自動車の運転など危険を伴う機械の操作は避けてください。
• 飲酒により薬の作用が強くなる可能性がありますので、注意してください。

生活上の注意の似たお薬

• ハイジール消毒用液10％
• フォサマック錠35mg
• ルコナック爪外用液5％「佐藤製薬」
• ザルコニンA液0.1
• ケイキサレートドライシロップ76％

• 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
• 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関にご相談ください。