アトモキセチンカプセル25mg「日医工」

• 脳内のノルアドレナリンの再取り込みを阻害することにより、不注意や多動・衝動的で落ち着きがないなどの症状を改善します。
  通常、注意欠陥/多動性障害（AD/HD）の治療に用いられます。

精神神経用剤に分類されるお薬

• アモキサン細粒10％
• アモキサンカプセル10mg
• アモキサンカプセル25mg
• アモキサンカプセル50mg
• トリプタノール錠10

主な副作用として、頭痛、食欲減退、傾眠、腹痛、吐き気などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[　]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

• 全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる
  [肝機能障害、黄疸、肝不全]

• 血管神経性浮腫、じんましん、呼吸困難
  [アナフィラキシー]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

副作用の似たお薬

• バルプロ酸Na錠100mg「フジナガ」
• レミニール錠12mg「ヤンセンファーマ」
• デパケンシロップ5％
• デパケン錠100mg

• 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。心血管障害がある、褐色細胞腫またはその既往歴がある、閉塞隅角緑内障がある。

• 妊娠または授乳中

• 他に薬などを使っている（お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください）。

使用上の注意の似たお薬

• アズレン点眼液0.02％「ニットー」
• ジクロフェナック点眼液0.1％「東亜薬品」
• 硫酸ゲンタマイシン点眼液0.3％「ニットー」
• ニフラン点眼液0.1％
• ミタトニン点眼液0.3％

• 18歳未満の患者：通常、1日体重1kg当たりアトモキセチンとして0.5mg（0.5mg/kg）の服用から開始し、その後1日0.8mg/kgとし、さらに1日1.2mg/kgまで増量された後、維持量として1日1.2〜1.8mg/kgを服用します。増量される場合は1週間以上の間隔をあけ、いずれの場合も1日2回に分けて服用します。症状により適宜増減されますが、最大量は1日1.8mg/kgか120mgのいずれか少ない量までとなっています。
  18歳以上の患者：通常、1日アトモキセチンとして40mgの服用から開始し、その後1日80mgまで増量された後、維持量として1日80〜120mgを服用します。増量される場合は1日80mgまでの増量は1週間以上、その後の増量は2週間以上の間隔をあけ、いずれの場合も1日1回または1日2回に分けて服用します。なお、症状により適宜増減されますが、最大量は1日120mgまでとなっています。
  本剤は1カプセル中にアトモキセチン25mgを含有します。いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
• カプセルの内容物は目を刺激するので、カプセルは開けずにそのまま服用してください。カプセルの内容物が眼に付着した場合はすぐに水で洗い流して、医師に相談してください。手やその他の付着した可能性のある箇所は、すぐに水で洗い流してください。

• 飲み忘れた場合は気がついたときにできるだけ早く飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は飲み忘れた分は飲まないで1回分を飛ばし、次に飲む時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。

• 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。

• 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

用法・用量の似たお薬

• ストラテラカプセル10mg
• ストラテラ内用液0.4％
• ゾリンザカプセル100mg
• ヤクラックス消毒液6％

• 眠気、めまいなどが起こることがありますので、自動車の運転など危険を伴う機械の操作は避けてください。

• 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
• 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。