パーキンソン症状、アルツハイマー認知症がある83歳の父がおり、先日訪問診療医のクリニックにて経過観察で頭のMRIを撮りましたが、脳の中間に小さい脳梗塞があるが、重篤な症状に繋がる所見はなしと言われました。現時点で、脳血管性パーキンソンニズムの疑いありで、確定診断ではありません。これまでに、パーキンソン病及び正常圧水頭症ではないことは判明しております。
また、脳が歳相応以上に萎縮しており、アルツハイマーの他、脳血管性認知症も併発している可能性があると言われました。
本人の症状には以下のものがあります。
・歩行障害(数年前から小刻み歩き。年月を増す毎に悪くなっており、2年前は50mぐらい継続して歩けたものの、現在は目と鼻の先まで。バランス取るのが難しく転びそうになるときがある。)
・時々、手や身体に力が入らなくなる(ここ最近)
・疲れやすい(数年前から)
・便秘や頻尿(半年ぐらい前から尿失禁があるため、リハビリパンツを履いています。)
・昼間も居眠りすることが多い(数年前から)
・記憶障害(数年前から比較的最近のことを忘れる)
・理解力、判断力の低下(数年前から)
・日付曜日等の見当識障害(数年前から)
・半年前から場所の見当識障害(家の中で部屋を間違えたり、トイレの場所が分からなくなる時あり。自宅近くの道路の区別が出来なくなる時あり。)
・時々むせがある。
・自宅の階段は、這うようにしてやっとの思いで登っている。
主治医からこれ以上詳しく診てもらいたければ、専門の先生を紹介すると言われていますが、本人の意向により見送っています。
仮に脳血管性パーキンソンニズムだった場合、歩行障害が進行しているところから、小さい脳梗塞が何度か再発している可能性がありますが、MRIで判明不可な重篤な症状に繋がる所見が隠されている可能性はありますでしょうか?