現在74歳の男性です。3年程前に分枝型膵頭部IPMN(3.6センチ程度)を切除しましたが、膵尾部にも小さい分枝型IPMNがあります。膵頭部の切除した腫瘍は病理検査で膵管内乳頭粘液性腺腫(軽度異形成)との診断で、がん細胞はありませんでしたが今後がんになる可能性の病変でしたと説明を受けました。このIPMNは7年程前に人間ドックの腹部超音波検査とCT検査で2.7センチ程度の大きさでした。
現在、術後3年経過したので膵尾部のIPMN(8.8ミリ程度)は半年毎の造影CT検査で経過を診ていくことになっています。
そこでお教えいただきたいのは、膵尾部のIPMNの癌化リスクについてです。
癌化する分枝型のIPMNの場合、年単位でどの程度の拡張が見られ癌化リスクは何パーセント程度高まっていくのでしょうか。
私の切除した膵頭部の病変では年間1.3ミリ程度の拡張だったようで、癌化はしていなくとも癌になる可能性の病変と診断されましたので、膵尾部のIPMNがどの位の年数で癌化してしまう可能性があるのか知りたいと思って質問いたしました。