世の中には癌の遺伝子治療とものがあるようですが、現在、癌治療の選択しとしてありえるのですか?
今までの治療は外科的治療にしても、化学療法にしても、免疫療法にしても、外部から力で癌細胞を破壊する治療だと思います。最先端の治療としてBNCTにしても遺伝子治療にしても癌細胞自体が自分を破壊して直す治療が出始めていると思います。
BNCTに関しては、物理的に理にかなっている治療だと思われますが、遺伝子治療は理論的に理にかなっている治療だと私は思っています。
細胞の異変により癌細胞が発生して、抑制細胞(p16,PTEN、CDC6)、細胞の修正処理/アポトーシスを促す細胞(P53、P14)が壊れている状態の細胞に、上記の正常細胞を外部から注入することにより、現在発生している癌細胞に対して、正常細胞と同じ動作をするように導くとのことで、抗がん剤や放射線を併用すると相乗効果が発生して、高い治療効果が期待できるということです。とすれば、マイクロ転移した癌細胞も獲得耐性、自然耐性を持っている癌細胞も関係なく治療できることになります。実際はラストチョイスとしてでも選択しになるのでしょうか?