主人は今も肝炎脳症で継続入院しておりますが、病院でできる治療はもうないと伝えられました。自宅で引き取れない家庭事情なので、本人の断酒の意思があると見て、アルコール依存治療プログラムを行う精神科病院に来週移送することが決まりました。
しかしながら、看護師さんのお話だと、部屋の中を徘徊したり、記憶の混濁や話をつくる(ありえない経験談などを喋り始めます)、ものを隠す、排便も自らできず、担当の看護師さんを見て(わざと?)失禁したり、自分でトイレに行ったりと態度を変えるそうです。わずかな時間の面会で本人と話したり、介護認定中の受け答えなどを見る限りかなり認知機能が下っていて、1週間前、2週間前と比べても悪化しているように感じます。
歩行はかろうじてできますが、着替えや食事、入浴、トイレも見守りがないとできない様子です。アルコール依存治療プログラムでは、配られたテキストを読んだり、グループで作業するとのことですが、今の状態では到底不可能ではないかと思われます。いまは断酒の指導よりは、精神科、あるいは痴呆を食い止める治療の方が適しているのではないでしょうか?
今の病院も早く転院してほしい様子ですのでまずは転院して、次の病院で判断していただくのがよいでしょうか(精神科の病院です)。病室が個室になるために入院費も多額になるので、無駄になってしまうのでしたら、今のうちに見直しをしたいと考え、週明けに退院支援担当員さんに、転院先が適当かどうかを再度相談したいと思っております。
その前に、通常生活ができるほどに脳症が回復するのか?、このような場合の転院先をどのように選んだらよいか? 老人介護施設などの入所は可能か? など、どんなことでもよいので、アドバイスがいただけるとありがたいです。