卵巣がんの化学療法について,ご相談します。
最初に,これまでの経緯について簡単に説明いたします。
6年半ほど前に卵巣がんと診断され,子宮卵巣全摘出の手術を受け,その後TJ療法6コースを行いました。しかし,1年弱で再発がみられ,再びTJ療法を行ったところ,2コース目でカルボプラチンに対するアレルギー反応が見られ,その後はタキソール単剤で治療をすすめました。半年程で,効果が薄くなり,CPT−11とVP16による治療に切り替え,2年弱続けました。これも,効きにくくなり,その後タキソテールによる治療に切り替えました。タキソテールの効きが弱くなったところでドキシルによる治療に切り替え,現在に至っています。最近,CA125の値が,50→80→140と2ヶ月連続で上昇し,別の化学療法を検討しなければならない状況になりました。
1 そこで,これまでに用いてきた系統以外の薬で,卵巣がんに適用できるものとして,シクロホスファミドはどうかと考えました。タキサン系が用いられるようになり,あまり話題に上らない感じですが,単剤あるいは他の薬と併用して取り入れたいと考えますが,先生方のご経験を踏まえ,シクロホスファミドに対する印象をお聞かせいただければ…と思います。
2 シクロホスファミド以外に,このような経緯をふまえて取り入れられそうな薬剤はどうでしょうか。
以上の点につきまして,アドバイスいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。