【背景】
30歳男性(既往歴なし)です。
自己免疫が疑われる脳炎で、NORSEの状態にあり、免疫抑制剤を含む免疫療法と、静注鎮静を半年行っていました。
病態が落ち着き静注鎮静を停止したところ、意識レベルが向上し首や顔面の表情筋はある程度動かすことができる様になりました。
しかしながら腕と脚は弛緩状態が継続しており、非常に調子の良い時しか手を動かす事が出来ません。
一方で、寝起きの際などは背伸びとともに腕を上げる動作が見られます。
【質問】
脳の疾患が原因で手足を動かせなくても、脊髄反射で手足が動く事はあると思うのですが、背伸びは脊髄反射なのでしょうか?
背伸びで腕が動くのに、随意的に腕が動かない状況がいまいち理解できません。