後期高齢の母親に関するご相談です。10年以上前から不整脈などの心臓ケアのために、ワソラン40mgを服用しています。今まで深く考えたことはなかったのですが、先日、ネット検索により、本剤の対象とする不整脈が頻拍性不整脈(心房細動、心房粗動など)であり、心臓や血管を広げる作用がある(心筋や血管平滑筋を弛緩させる??)ということを知りました。問題の心臓は、過去の心電図による計測では不整脈が見られない場合も多く、確認された場合でも、先生からは「これは期外収縮なので特に心配は要りません」とのご指摘でした。ここ数カ月の心拍数も概ね、60~80です(手首型血圧計やパルスオキシメーターに表示される心拍数)。ただし、脈を診ると心拍のリズムに乱れがみられることは多いように思います。ちなみに収縮期血圧は大体100~130程度です。
一方、母親の心臓は大きく、心拡大となっています。以上のことから、心臓や血管を広げる作用を有し、頻拍性不整脈を主なターゲットとするワソランは合っていないのではないかと感じています。現状で不整脈の薬の服用が必要か(副作用の問題もあるため)、必要な場合でもワソラン以外の薬を考えた方が良いのではないかといった懸念を持っています。