以前、ご相談させて頂いた結果で、昨年10月にダビンチによる前立腺癌全摘手術を行い、現在経過観察中の68歳です。
・術前のMRI,生検、骨シンチ等の診断結果:生検12本中8本で癌を確認、GS 5+4=9:1本(ハイリスク)、4+3:2本、3+4:5本、T2C。CTおよび骨シンチの検査を行いリンパ節、骨への転移無し。
・術後の診断結果:病理検査で精嚢への浸潤有でT3B。6ヵ月後の検査で異常無し(PSA=0)
(質問)
1.術前のMRIでは精嚢への浸潤は分からず、全摘手術後の病理検査で判明しましたが、よくあることなのでしょうか?
2.GSについては、当初受診した病院ではGS=9でしたが、実際に手術を受けた病院の診断では同じ病理サンプルでもGS=8の診断でした。GSについては主観も入るため、このような結果になったのでしょうか?
術後の診断結果が術前よりも悪かったため、放射線を選んだ場合T2Cの診断のままなので、精神的には良かったかもしれませんが、手術で正確な診断ができたと前向きに考えています。
3.別件で同期の友人が前立腺癌の診断を受け、同様にハイリスクでMRIの結果でも浸潤があるということで、追加の質問です。
小生は再発した場合にOptionとして放射線がある手術を選択した旨、説明しました。一方で、友人は放射線でも重粒子線の場合は、2度までは照射可能と聞いたとのことで、悩んでいるとのこと。
質問は、重粒子線の場合は、他の放射線と異なり病巣に集中照射が可能なので、再発の場合も照射が可能なのでしょうか?