<前回アドバイス>
・最初に行うべきは現在のピロリ菌感染の有無を検証することです。
・胃粘膜での萎縮の広がりを「木村・竹本分類」という方法で分類しています。Close (C) と Open (O)のそれぞれ1-3段階で示す。
・萎縮性胃炎の病態診断が重要です。
・萎縮性胃炎の回復は除菌時の萎縮程度と、除菌した年齢などの要因に左右されます。
しかし70歳代であれば完全な萎縮の回復は困難です。
・高齢者には除菌を推奨しない医師も現実に存在します。
・ピロリ菌除菌後に残存した萎縮性胃炎を改善させる薬剤や治療は現状では存在しません。
<アクション>
上記アドバイスに対して、下記を実施。
・PPIを約2週間やめて(ヨーグルトLG21食べた)、便検査を実施。
・結果、陰性。困った状態です。
・胃の萎縮が進んでピロリ菌が住めなくなってしまっている状態?ヨーグルトで偽陰性になる?等
・胃内視鏡の結果は詳細分類(O-3等)の報告は無です。
<質問>
・PPIを休薬して3週間がたちます(ヨーグルト有)。
・もう一度同じ検査をやってみる価値はあるでしょうか?違う方法でやってみることは無駄でしょうか?
アドバイス願えたら幸いです。
・除菌は保険適用になってから、2次まで実施。失敗したという記憶です。