肺転移後、本人は抗がん剤を使わない方針希望、家族の中で抗がん剤を推奨されるなら使う、使わない、と意見が分かれています。正解があるものでは無いとは思いますが、ご意見いただけますとありがたいです。
胸腔鏡生検により、乳がんからの肺転移が確認されました。転移の確定診断と、ホルモン等の検査は生検の病院で実施し、結果のプリントをもらいました。あまりホルモンのプラスは大きくないようです。
PDl-1の検査もお願いしていて、その検査は大学病院で実施し、時間がかかると言われ、家族同席希望で診察日を調整し、今週結果を聞きに行きます。セカンドオピニオンも希望してあります(セカンドオピニオン先の予約も取りました)。
本人は今は毎日違うところが筋肉痛だ、と元気に運動などしています。生検後数日で順調に退院し、1週間程で創部感染による腫れ、発熱と倦怠感等により同じ病院に再入院、抗生剤点滴等1週間程で退院し傷はその後は腫れもせず塞がりました(黄色ブドウ球菌でした)。同室の患者さん達と話をできたり、外科的処置を実際に受けて、いい経験と感じたようです。
75歲 F
臨床診断 右転移性肺腫瘍疑い (Primary: 左乳癌)
病理学的診断
Metastatic carcinoma, lung
報告月日 24/9/10
病理学的所見
右下葉部分切除(35x15x7mm)。
肉眼的には、小結節を認め、3mm大のブラを認める。組織学的には、胸膜直下において、 癌細胞が肺胞腔内を埋めるように充実性に増殖する像を認める。乳がんの転移と判断する。 断端陰性とする。
ER, PR, HER2, Ki-67染色を追加する。
免疫染色結果を追記します。腫瘍細胞は、ER(a few+)、PR(-)、HER2(+) (2+相当)、Ki-67LI 25% (hotspot)でした。