75歳、男。3月頃にたまたまかかりつけ医に、間欠性跛行の疑いがあると診断され、病院で検査しました。分類はII 度間欠性跛行です。で、MRIやCTで更に詳しく検査された結果、昨日は腹部大動脈瘤があると診断されました。サイズは40mmだそうです。
質問:(1) 間欠性跛行のII度。治療をすれば、足の切断などには至らないと言われてほっとしていましたが、一方で、「間欠性跛行が出るということは、全身のどこにも動脈硬化が出ている、出て来ることだ」という記述もあります。では、治療などあまり役に立たず、今後、次々と全身で症状(脳梗塞、心筋梗塞、等)が出現する可能性があるということですか?
質問:(2) 腹部大動脈瘤、40mm。まあ、昔の米軍の不発弾みたいなものを腹部に埋めていると理解しています。これと間欠性跛行との関係が良く分かりません。間欠性跛行とは言え、私は大体2.5キロは休まず歩行できます。
質問のポイントは、間欠性跛行の「全身のどこに出現するか分からない症状」と、この大動脈瘤は、互いにどう影響し合うのでしょうか?
「間欠性跛行が出るということは、全身のどこにも動脈硬化が出ている、出て来ることだ」という説明は、患者にとっては絶望的な死刑宣告にしか聞こえませんが、だとすれば表現は悪いが、不発弾一発で全部パアーにしてくれる方がすっきりしますね。
しかしまた、75歳という年齢でもあるので症状の進行が遅く、例えばあと5, 6年ばかり持つという可能性はあるでしょうか?
プロの推測をお尋ねいたします。