モンテルカスト錠10mg「日医工」

• ロイコトリエン受容体拮抗作用により、気管支喘息やアレルギー性鼻炎に伴う症状を改善します。
  通常、気管支喘息、アレルギー性鼻炎の治療に用いられます。ただし、気管支喘息においては、すでに起こっている発作を止める薬ではなく、予防する薬です。

その他のアレルギー用剤に分類されるお薬

• インタール細粒10％
• クロモグリク酸Na細粒小児用10％「TCK」「辰巳化学」
• リザベン細粒10％
• トラニラスト細粒10％「トーワ」

主な副作用として、下痢、腹痛、吐き気、胸やけ、頭痛、口渇、傾眠などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[　]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

• 呼吸困難、じんましん、全身のかゆみを伴った発赤
  [アナフィラキシー]

• まぶた・口唇・舌の腫れ、じんましん、呼吸困難
  [血管浮腫]

• 食欲不振、全身倦怠感、皮膚や白目が黄色くなる
  [劇症肝炎、肝炎、肝機能障害、黄疸]

• 高熱、眼球粘膜の充血、紅斑
  [中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、多形紅斑]

• 紫斑、鼻出血、歯肉出血などの出血傾向
  [血小板減少]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

副作用の似たお薬

• モンテルカストチュアブル錠5mg「日医工」
• テルビナフィン錠125mg「トーワ」
• アマルエット配合錠1番「ケミファ」
• セフカペンピボキシル塩酸塩錠100mg「ファイザー」
• エトドラク錠200mg「日医工」

• 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。

• 妊娠または授乳中

• 他に薬などを使っている（お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください）。

使用上の注意の似たお薬

• ブロムフェナクNa点眼液0.1％「日新」「日新製薬−山形」
• ゼペリン点眼液0.1％「わかもと製薬」
• オフロキサシン点眼液0.3％「日新」
• ベナンザ点眼液0.05％
• ベガモックス点眼液0.5％

• 気管支喘息：通常、成人は1回1錠（モンテルカストとして10mg）を1日1回就寝前に服用します。
  アレルギー性鼻炎：通常、成人は1回モンテルカストとして5〜10mgを1日1回就寝前に服用します。
  本剤は1錠中にモンテルカストとして10mgを含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。

• 飲み忘れた場合は気がついたときにできるだけ早く飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は飲み忘れた分は飲まないで1回分を飛ばし、次に飲む時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。

• 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。

• 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

用法・用量の似たお薬

• シングレア錠10mg
• キプレス錠10mg
• モンテルカストナトリウム錠10mg「日本臓器」
• モンテルカストチュアブル錠5mg「武田テバ」
• キプレスチュアブル錠5mg

• 乳幼児、小児の手の届かないところで、光、高温、湿気を避けて保管してください。
• 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。