タクロリムス錠1mg「日医工」[移植用]

タクロリムス錠1mg「日医工」[移植用]
製薬会社
日医工株式会社
主成分
タクロリムス水和物
剤形
白色の錠剤、直径6.1mm、厚さ3.0mm
シート記載
タクロリムス錠1mg「日医工」、タクロリムス、n898、1mg、Tacrolimus1mg、タクロリムス「日医工」
改定
2017年05月

タクロリムス錠1mg「日医工」[移植用]に関するQ&A

作用・効能

  • 免疫に関わるT細胞の活性化を抑えて、異常な免疫反応を抑えます。
    通常、移植後(腎・肝・心・肺・膵・小腸・骨髄)の拒絶反応や移植片対宿主病(骨髄移植のみ)を抑えるために用いられます。
他に分類されないその他の代謝性医薬品に分類されるお薬

副作用

主な副作用として、振戦、胸痛、ほてり、腹部膨満感、頭痛、嘔吐などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

  • 尿量減少、手足や顔のむくみ、全身倦怠感
    [急性腎不全、ネフローゼ症候群]
  • 呼吸困難、動悸、胸の痛み
    [心不全、不整脈、心筋梗塞、狭心症、心膜液貯留、心筋障害]
  • 全身痙攣、意識障害、錯乱
    [可逆性後白質脳症症候群、高血圧性脳症などの中枢神経系障害]
  • 頭痛、吐き気・嘔吐、一時的な意識障害
    [脳血管障害]
  • 鼻血、歯茎の出血、紫斑
    [血栓性微小血管障害]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

副作用の似たお薬

使用上の注意 (事前に医師・薬剤師に伝えるべきこと)

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
使用上の注意の似たお薬

用法・用量

  • 腎移植:通常、移植2日前から1回体重1kgあたりタクロリムスとして0.15mgを1日2回服用します。術後初期には、1回体重1kgあたり0.15mgを1日2回服用し、以後徐々に減量します。維持量は1回体重1kgあたり0.06mgを1日2回服用が標準とされていますが、症状により適宜増減されます。
    肝移植
    :通常、初期には1回体重1kgあたりタクロリムスとして0.15mgを1日2回服用し、以後徐々に減量します。維持量は1日体重1kgあたり0.10mg服用が標準とされていますが、症状により適宜増減されます。
    心移植:通常、初期には1回体重1kgあたりタクロリムスとして0.03〜0.15mgを1日2回服用します。また、拒絶反応発現後に服用を開始する場合は、通常、1回体重1kgあたり0.075〜0.15mgを1日2回服用します。以後、症状に応じて適宜増減され、安定した状態が得られた後には徐々に減量され、有効最少量で維持されます。
    肺移植:通常、初期には1回体重1kgあたりタクロリムスとして0.05〜0.15mgを1日2回服用します。以後、症状に応じて適宜増減され、安定した状態が得られた後には徐々に減量され、有効最少量で維持されます。
    膵移植:通常、初期には1回体重1kgあたりタクロリムスとして0.15mgを1日2回服用します。以後、徐々に減量され、有効最少量で維持されます。
    小腸移植:通常、初期には1回体重1kgあたりタクロリムスとして0.15mgを1日2回服用します。以後徐々に減量され、有効最少量で維持されます。
    骨髄移植:通常、移植1日前から1回体重1kgあたりタクロリムスとして0.06mgを1日2回服用します。移植初期には1回体重1kgあたり0.06mgを1日2回服用し、以後、徐々に減量されます。また、移植片対宿主病発現後に服用を開始する場合には、通常、1回体重1kgあたり0.15mgを1日2回服用します。なお、症状に応じて適宜増減されます。
    本剤は1錠中にタクロリムスとして1mgを含有します。いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は気がついたときにできるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次に飲む時間は5時間以上間隔をあけてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
用法・用量の似たお薬

生活上の注意

  • 免疫が抑えられて感染しやすくなるおそれがありますので、こまめに手を洗ったり、うがい、歯みがきをして清潔に心がけてください。
  • グレープフルーツジュースに含まれる成分がこの薬の効果を強めることがありますので、グレープフルーツジュースと一緒に飲まないでください。また、セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品は薬の効果を弱めるおそれがありますので、服用中は摂取しないでください。
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保存方法・その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。
  • 予防接種を受ける場合は、医師または薬剤師に相談してください。

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