•この後、心臓専門病院で検査し「逆流率66%、ERO0.86cm2,Teichholz EF70.2%,LVDd57.4mm,LVDs34.3mm,BNP89.1、主病変は巨大なP2逸脱、全体的の内側の軽度逸脱も伴う。4D計測で僧帽弁弁輪径45x51mm,三尖弁弁輪径60x43mm」。二弁の閉鎖不全と診断され、僧帽弁と三尖弁形成手術適用となりました。
•ところが手術前の心臓カテーテル検査で、心臓の後ろ側の冠動脈の左側の一本に75%の狭窄があり、ほぼ狭心症と言っても良いうえ、弁膜症手術を先にするのは術中の事故リスクもあるので、まずはこちらの治療を優先的にする方向となりました。
心臓外科と循環器内科の先生の方針は、「一つ一つやりましょう」で、まずカテーテル手術でステント留置を行い、間を置いて、2弁形成手術を行うという案です(詳しくはこれから私家族と協議)。
病変のある部位が表裏なので低侵襲の手術で一度に出来ず、正中切開でいっぺんに手術するのは、外科の先生も勧めませんでした。
今の悩みは、カテーテルは相対的に安全という気もする一方で、バイパス手術の方が完治に近く人生100年時代を考えると適切かという点です。
•お聞きしたい点
1、64歳、一肢病変という条件と、近々弁膜症手術も予定しているといことを考えたとき、やはりステントの方が妥当でしょうか。
2、ステントがバイパス並みに永続性があればいいのですが、一生、抗血小板薬を飲み続けることや、ステント効果の永続性が不安です。
弁膜症手術との時間をかなり空けて、冠動脈は最初からバイパス手術を受ける方法もあるでしょうか。
3、または、今年、まずはステント手術と弁膜症手術を行い、将来ステント部分をバイパス手術するという様な考え方はあるのでしょうか。